谷島明世、新曲『ひとり久慈川』リリース!“民謡界のリトルダイナマイト”が魅せる本格演歌の世

民謡界で数々の受賞歴を誇り、“民謡界のリトルダイナマイト”の異名を持つ谷島明世が、2年10カ月ぶりとなる本格演歌『ひとり久慈川』をリリースしました。民謡仕込みの圧倒的な声量と表現力が光る本作は、作曲家・水森英夫氏が手がけ、演歌ファンの心をつかむ仕上がりとなっています。谷島自身も「民謡と演歌の二刀流で、もっと多くの人に歌の魅力を伝えたい」と語り、新たなステージへの意気込みを見せています。では、彼女の歩みと新曲に込めた想いを詳しく見ていきましょう。

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〝民謡界のリトルダイナマイト〟谷島明世が、本格演歌『ひとり久慈川』をリリース 「これからも演歌と民謡の二刀流を貫いていきます」

6歳で民謡に出会い、数々の賞を受賞

谷島明世が民謡を始めたのは6歳の頃。祖母に連れられて訪れた民謡教室で、祖母の歌う姿に感動したことがきっかけでした。「感情がすぐにあふれてしまうタイプなので、祖母の歌に心を打たれました」と当時を振り返ります。その後、持ち前の才能と努力で実力をつけ、2015年には『磯節全国大会』で歴代最年少優勝を果たし、同年には『郷土民謡民舞全国大会』で内閣総理大臣賞を受賞。民謡界での確固たる地位を築きました。

また、幼少期にはポップスやアニソンにも興味を持ち、一時はAKB48のオーディションを受けたこともあったそうです。「やっぱり音楽が好きなんです。いろんなジャンルを歌ってみたい気持ちはありましたが、やっぱり民謡や演歌に戻ってきました」と語るように、根本にあるのは伝統音楽への深い愛情です。

新曲『ひとり久慈川』に込めた想い

そんな谷島が今回リリースした『ひとり久慈川』は、彼女の演歌歌手としての魅力を存分に発揮した作品です。作曲は水森英夫氏が手掛け、情感あふれる旋律と谷島の表現力が見事に融合しています。「この曲は、ひとりで川を眺めながら過去の思い出に浸る女性の心情を描いた作品です。歌詞の一言一言を大切にしながら、切なさと力強さのバランスを意識して歌いました」と語る谷島。民謡で培った独特のこぶし回しと、演歌ならではの哀愁漂う歌唱が融合し、彼女ならではの世界観が広がっています。

カップリング曲『惚れちゃったから』も要注目です。こちらはタイトル通り、恋に落ちた女性の心情をストレートに表現した楽曲で、『ひとり久慈川』とは異なる軽やかな雰囲気を持っています。「2曲とも異なる雰囲気ですが、それぞれの感情をしっかりと伝えられるように歌いました」と語る谷島の言葉通り、幅広い表現力が感じられるシングルとなっています。

これからの目標と挑戦

演歌と民謡、両方の魅力を伝え続けることをモットーにしている谷島。「私は民謡で育ちましたが、演歌も大好き。だからこそ、どちらも大切にしていきたい」と語ります。今後は全国各地でのキャンペーンやイベント出演を予定しており、「生の歌声を届けることで、もっと演歌や民謡の魅力を伝えたい」と意欲を見せています。

また、新たな挑戦として、「今後は演歌だけでなく、民謡の要素を取り入れたオリジナル曲にも挑戦してみたい」とのこと。彼女の持つ多彩な歌唱力が、どのように進化していくのか期待が高まります。

演歌ニュース記事 感想

谷島明世さんの『ひとり久慈川』を聴いて、その表現力の高さに改めて驚かされました。特に、曲の情景が目に浮かぶような歌い方は、さすが民謡で鍛えた実力だなと感じます。切ないメロディーと力強い歌声が相まって、聴く人の心に深く響く楽曲に仕上がっています。

また、カップリング曲『惚れちゃったから』の軽やかで明るい雰囲気も良かったです。演歌のしっとりとした世界観とは違う一面を見せてくれるのも、谷島さんの魅力だと思います。これからの活動にも注目ですね。

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