デビュー5周年を迎え、ますますその歌声に磨きがかかる演歌歌手、青山 新さん。2月19日にリリースされたばかりのニューシングル『身勝手な女』は、3作連続となる“女唄”シリーズの最新作として、早くも大きな話題を呼んでいます。
ブルースやムード歌謡への深い愛情を貫き、独自の音楽性を追求する青山さん。今回の楽曲に込めた想いや、所ジョージさんが作詞・作曲、木梨憲武さんがプロデュースを手掛けたカップリング曲『TOKYOメトロブルース』について、そしてこれまでの歩みと今後の展望について、詳しく掘り下げていきます。
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ブルースを追求する青山 新、2月発売の“女唄”第3弾『身勝手な女』が大好評! 「はじめから“いい手応え”を得られた新曲です!」
ブルースへの情熱と、八代亜紀・青江三奈への憧れ
青山さんは、演歌はもちろんのこと、ブルースやムード歌謡の世界観に深く惹かれていると言います。『女のはじまり』を歌った際には、長年聴いてきた八代亜紀さんや青江三奈さんのような、独特の世界観を持つ楽曲を歌える喜びを強く感じたそうです。
「皆さんに『ブルースといえば青山 新』と思っていただきたい」という強い思いを胸に、前作『女がつらい』を経て、今回の『身勝手な女』ではさらに表現力を深めたと語ります。昨今、歌謡曲やポップス調の楽曲を歌う若手が増える中で、あえて演歌とブルースを貫くことで、青山新ならではの魅力を強く打ち出したいと考えているのです。
多彩なカップリング曲と、新たな挑戦
配信リリース時から話題を呼んだ『TOKYOメトロブルース』は、作詞・作曲を所ジョージさん、プロデュースを木梨憲武さんが手掛けた、青山さんにとって新たな挑戦となる楽曲です。
「所ジョージさんならではの詞の世界観や言葉遣い、言い回しが新鮮な楽曲です」と青山さんは語り、初めて聴いたときは「すごく難解で複雑なメロディーだ」と感じたものの、聴き込むうちに心地よくなり、今では癖になる部分もあるとのこと。「皆さんにも、癖になるまで聴いてほしいですね(笑)」と、その魅力を伝えます。
もう一つのカップリング曲『青春迷い道』は、『TOKYOメトロブルース』とは対照的な、皆で盛り上がれる楽曲。「掛け声をいただく部分もあったりするので、僕の歌と皆さんのかけ声で作り上げていく曲にしたいですね」と、ファンとの一体感を大切にしたいという想いを語ります。
25歳となり、まだまだフレッシュな部分もあるという青山さんは、ストレートな歌声やロングトーンで“青春”の爽快感を表現したいと意気込んでいます。
各タイプに収録されている『星空慕情』は、表題曲の『身勝手な女』とは対照的に、男性の心境を歌った楽曲です。「女唄とは切り替えて、“男らしさ”を表現できるように歌っているので、その違いを感じてもらえたらうれしいですね」と青山さん。未練や後悔の念を、メジャー調でありながらもトーンを抑えて表現した“男の哀愁”にも注目してほしいと語ります。
演歌の深みを追求し、海外への憧れも
「10周年」という次のステップに向けて、「年を重ねるごとに演歌の重みを表現できる歌手になることが目標ですね」と、さらなる高みを目指す決意を語る青山さん。
プライベートでは、海外への憧れも明かし、「ヨーロッパに出かけて、その国の街並みや風景を直接見て、土地のものを食べて、地元の方々と交流してみたい」と、新たな刺激を求めています。
演歌ニュース記事 感想
この記事を読んで、まず青山 新さんの音楽に対する熱い想いが、ひしひしと伝わってきました。演歌という伝統的なジャンルを軸にしながらも、ブルースへの深い愛情を抱き、それを歌声で表現しようとする姿勢に、強く心を惹かれました。
デビュー5周年を迎えられた青山さんの言葉からは、ファンの方々への感謝の気持ちと、歌への変わらぬ愛情が伝わってきました。節目となる記念コンサートでのエピソードからも、温かい人柄が感じられ、ますます応援したい気持ちになりました。浅草公会堂でのコンサートも、これまでの経験を活かした、素晴らしいステージになることを心から願っています。彼の歌声が、これからも多くの人々の心に届くことを楽しみにしています。
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