昭和の歌謡界を牽引した名作曲家・船村徹を記念して、特別番組「歌の絆～七人の歌手と名曲秘話～」が2024年8月4日（日）18時55分からBSテレ東4Kで放送されます。彼の七回忌にあたる今年、番組は船村徹と深い絆を築いた歌手たちとのエピソードや、名曲誕生の裏側に迫ります。美空ひばり、北島三郎、ちあきなおみ、鳥羽一郎など、彼が手掛けた名曲の数々が世代を超えて愛され続ける理由を探ります。
https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_bstvtokyo4k/program/detail/202408/29553_202408041855.html
船村徹 歌の絆 ～七人の歌手と名曲秘話～
美空ひばりと共に歩んだ青春
船村徹が24歳、美空ひばりが19歳の時、二人は「波止場だよ、お父つぁん」で初共演。その後も「哀愁波止場」や「みだれ髪」など、数々の名曲を共作しました。特に「哀愁波止場」では、ひばりの裏声を初めて取り入れ、彼女の新たな一面を引き出すことに成功。二人の若き才能が、日本の歌謡界に新たな風を吹き込みました。
弟子との絆、そして名曲「兄弟船
鳥羽一郎は、船村徹の愛弟子の一人。船村は鳥羽に「兄弟船」を贈りますが、鳥羽が指示通りに歌えず、船村自ら譜面を書き直すなど、師弟の絆の深さを感じさせるエピソードも。この曲は、多くの人の心を打ち続け、今もなお歌い継がれています。
様々な出会いから生まれた名曲たち
北島三郎との出会いは、コロムビアのディレクターの紹介がきっかけ。船村は、北島の独特な歌い方に着目し、「なみだ船」や「風雪ながれ旅」といった名曲を誕生させました。また、島倉千代子とは、ひばりの作品をきっかけに知り合い、「東京だョおっ母さん」や「哀愁のからまつ林」といった名曲を生み出しました。
演歌ニュース記事 感想
この記事を読んで、船村徹さんという人物の温かさと、音楽に対する情熱に深く感動しました。彼は単に曲を作るだけでなく、歌手の個性を引き出し、その才能を最大限に開花させることを大切にしていたのだと思います。特に、美空ひばりさんとの出会いや、鳥羽一郎さんとの師弟関係など、様々なエピソードから、船村さんの人間性が垣間見えました。
また、それぞれの楽曲に込められた想いや、その誕生秘話を知ると、音楽を聴くときの感動がより深まります。例えば、「なみだ船」のメロディーが消防車のサイレンからインスピレーションを得たという話は、とても興味深かったです。
船村徹さんの音楽は、これからも多くの人々に愛され、歌い継がれていくことでしょう。
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