演歌・歌謡曲の最前線!竹川美子、津吹みゆ、原田波人、3人娘Z、佐々木麻衣が歌唱指導!新曲の魅力を余すことなく紹介!

世代を超えて愛される「うた」を、歌唱指導付きで紹介する連載企画「いま、聴きたい演歌・歌謡曲」。第16回目となる今回は、竹川美子さん、津吹みゆさん、原田波人さん、3人娘Z、佐々木麻衣さんという、20代から40代までの個性豊かな歌手たちが登場します。

この記事では、それぞれの新曲の魅力と、歌手本人による歌唱アドバイスを、たっぷりとご紹介します。

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【連載】いま、聴きたい演歌・歌謡曲 vol.16(本人歌唱指導付き)竹川美子、津吹みゆ、原田波人、3人娘Z、佐々木麻衣

ベテランの風格!竹川美子「海峡おんな船」

作曲家・叶弦大さんの内弟子出身である竹川美子さんは、デビュー20年を超えるベテラン歌手。新曲「海峡おんな船」は、叶さんらしい重厚な世界観と、田久保真見さんの普遍的な歌詞が融合した、まさに演歌の王道を行く楽曲です。

竹川さんの歌唱は、溜めに溜めた間の取り方や、繊細な声質でありながらも、メロディの波を乗りこなしていく様が、まさにベテランならではの風格を感じさせます。

カップリングの「美子の三原ヤッサ」は、竹川さんの出身地である広島県の民謡を取り入れた楽曲。民謡を得意とする竹川さんならではの、聴きごたえのある一曲です。

デビュー10周年!津吹みゆ「歌語り 壇ノ浦恋歌」

今年でデビュー10周年を迎える津吹みゆさん。20代最後の年にリリースするベストアルバム「デビュー10周年記念 オリジナルベスト2025」には、これまでの代表曲が全て収録されています。

アルバムの最後に収録されている「歌語り 壇ノ浦恋歌」は、代表曲「壇ノ浦恋歌」をベースに、新たに語りのパートを追加した歌物語。津吹さんの演技とも朗読とも違う語りは、どこか懐かしいNHKの歌謡番組のような風情を感じさせます。

若手男性演歌歌手の新たな風!原田波人「火の鳥」

デビュー3年目、22歳の若手歌手・原田波人さんの新曲「火の鳥」は、作曲家・木村竜蔵さんによる、80年代的なアーバンな洗練を感じさせるメロディが印象的な楽曲です。

原田さんの低域を響かせる歌い方は、木村さんの楽曲と非常に相性が良く、新たな男性演歌歌手のスタイルを確立する可能性を感じさせます。

カップリングの「琴の滝」「風」も、若手作曲家・大村友希さんによる素晴らしい出来栄えの楽曲です。

演歌・歌謡曲界の新たな扉を開く!3人娘Z「イマサラ」

田中あいみさん、舞乃空さん、梅谷心愛さんによるグループ・3人娘Zは、4ビートのジャズをロックのフィーリングで演奏したかのような、アッパーなジャズソング「イマサラ」でデビュー。

椎名林檎さんの和洋折衷スタイルを歌謡曲的なムードに落とし込んだような楽曲は、若いリスナーの獲得を目指した新たな試みと言えるでしょう。

個性的な歌声!佐々木麻衣「大好きだから」

アニソンユニット出身という異色の経歴を持つ佐々木麻衣さん。2枚目のシングル「大好きだから」は、演歌調の楽曲をポップな感覚で仕上げた楽曲です。

佐々木さんのスモーキーで個性的な歌声は、秋元順子さんのような低音を響かせるシャンソン的な歌にも合いそうです。

カップリングの「純情エスケープ」は、ムード歌謡をロック風の8ビートのリズムでアレンジした楽曲。佐々木さんの大人びた歌声が、楽曲の魅力を最大限に引き出しています。

演歌ニュース記事 感想

この記事を読んで、演歌・歌謡曲界の多様な才能に改めて感銘を受けました。ベテラン歌手の風格、若手歌手の新たな挑戦、そして個性的な歌声。それぞれの歌手が、自身の持ち味を最大限に活かし、新たな音楽を生み出していることに感動しました。

この記事を読んだ皆様も、ぜひそれぞれの歌手の歌声に触れ、新たな演歌・歌謡曲の魅力を発見してみてください。

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