氷川きよし、原点の歌「赤いスイートピー」カバー配信決定!自ら描いたジャケットに込めた“KIINA.”の想いとは?

日本を代表する歌手、氷川きよしさんが、新たな音楽の扉を開きます。来る5月28日、あの松田聖子さんの不朽の名曲「赤いスイートピー」をカバーし、デジタル配信リリースすることを発表しました。この楽曲は、氷川さんにとって単なるカバー曲ではなく、歌手を志すきっかけとなった“原点”とも言える特別な一曲。5歳の時に初めて聴いたその感動を胸に、40年以上の時を経て、自身の表現で新たな命を吹き込みます。さらに、配信ジャケットのイラストは氷川さん自身が描き下ろしたというのですから、その想いの深さが伺えます。この記事では、氷川きよしさんが「赤いスイートピー」に込めた熱い想いと、音楽プロデューサー亀田誠治さんとのコラボレーション、そして故郷・福岡での初披露コンサートについて、詳しくお伝えします。

https://news.yahoo.co.jp/articles/adaa7cf7bd217fd9e4534d8627e23cb9a7cd6b05
氷川きよし、自身の原点「赤いスイートピー」カバーの配信決定 ジャケットは自ら描き下ろし「嘘偽りのない思いを表現」

5歳の感動が今蘇る、歌手・氷川きよしの“原点”

1982年に発表され、世代を超えて愛され続ける松田聖子さんの「赤いスイートピー」。この楽曲が、氷川きよしさんの歌手人生の出発点だったことをご存知でしょうか。氷川さんは、5歳の時、お母様と叔母様に連れられて訪れた福岡サンパレスでの松田聖子さんのコンサートで、この曲と運命的な出会いを果たします。「聖子さんがあまりにもかわいくてキラキラしてて、美しくて、もう子供心ながらにときめいて、そのときの感動は今だに鮮明に覚えていますし、松本隆先生の詞の世界、主人公の少女の思いに共感しました」と、当時の鮮烈な記憶を語る氷川さん。この体験が、彼を歌の世界へと強く惹きこみ、歌手を志す大きなきっかけとなったのです。

あれから43年の時を経て、自身の“原点”とも言える楽曲をカバーするということ。それは、単なる懐かしさだけでなく、これまでの歌手人生を振り返り、そして未来へ向かうための新たな決意表明のようにも感じられます。「あれからいろいろなものに影響されて、ジャンルを超えて歌ってきたんですけど、歌の原点というか、歌の魅力を感じたあのときのピュアな、何も描いていない真っ白なキャンパス、真っ白な気持ちの中に、ポンッと『赤いスイートピー』が残っていて、今また、5歳のときの自分の素直なまっさらな気持ちを思い出しながら歌えるということはすごく爽やかな気持ちです」という言葉からは、純粋な喜びと、音楽への変わらぬ愛情が伝わってきます。

亀田誠治アレンジと自筆ジャケットで表現する“氷川きよし+KIINA.”の世界

今回のカバープロジェクトでは、日本を代表する音楽プロデューサーであり、ベーシストとしても名高い亀田誠治さんが編曲を担当。オリジナル楽曲への深い敬意を払いながらも、現代的な感覚を取り入れた亀田さんのアレンジは、氷川さんの新たな魅力を引き出すに違いありません。氷川さんも、「今回、亀田誠治さんにアレンジしていただき、レコーディングもずっと笑顔で立ち会ってくださいました。この曲を50、60、70歳の世代の方は、リアルタイムで青春時代に聴かれていたと思うんですけど、そのときとはまた違った感じで、亀田誠治さんのアレンジで聴いていただいて、楽しんでいただければ、亀田さんも喜ばれます」と、その仕上がりに自信をのぞかせています。

さらに、今回の配信ジャケットは、氷川さん自身が描き下ろした一輪の赤いスイートピーのイラストが使用されています。「嘘偽りのない思いを表現してみました」というその言葉通り、繊細かつ情熱的なタッチで描かれたスイートピーは、楽曲に込められた想いを象徴しているかのようです。アートと音楽、両面で“氷川きよし+KIINA.”として自身の表現を追求する彼の、アーティストとしての奥深さを感じさせます。

故郷・福岡での初披露!「KIINA.の思い」を込めた新たな挑戦

このカバーバージョンの「赤いスイートピー」は、去る5月22日、23日に、氷川さんの故郷である福岡(福岡市民ホール)で開催されたコンサートで、いち早くファンの前で初披露されました。自身にとって特別な意味を持つ楽曲を、音楽家としてのキャリアをスタートさせた原点の地で歌う。それは、氷川さんにとっても、そして長年彼を応援し続けてきたファンにとっても、感慨深い瞬間となったことでしょう。

「5歳のときの声は出ないんですが、氷川きよしとしてのKIINA.の思いをこの『赤いスイートピー』に込めて歌いました。たくさんの方に聴いてもらえたらうれしいなと思います」と語る氷川さん。オリジナルへのリスペクトを胸に、自身の感性と経験を重ね合わせ、全く新しい「赤いスイートピー」を私たちに届けてくれます。それは、長年演歌・歌謡界のトップを走り続けてきた彼だからこそ表現できる、深みと説得力に満ちたカバーとなるに違いありません。

演歌ニュース記事 感想

氷川きよしさんが松田聖子さんの「赤いスイートピー」をカバーされるというニュース、記事を拝見して、まずその選曲に驚きと大きな感動を覚えました。氷川さんにとって“歌手を目指すきっかけとなった特別な一曲”というエピソードは、彼の音楽への純粋な愛情と、長年にわたる想いの深さを感じさせ、胸が熱くなりました。

特に印象的だったのは、5歳の頃の感動を今も鮮明に覚えていると語る氷川さんの言葉と、そのピュアな気持ちを胸に、40年以上の時を経てこの曲を歌うという点です。そこには、単なるカバーという以上の、自身の音楽人生の原点に立ち返るような、特別な意味合いが込められているのだろうと感じました。また、ジャケットのイラストを自ら描き下ろされたという点にも、氷川さんの多才ぶりと、この楽曲への並々ならぬ想いが伝わってきて、非常に素敵だなと思いました。

この記事を読んで、氷川きよしさんが歌う「赤いスイートピー」がどのような仕上がりになっているのか、そして亀田誠治さんのアレンジによってどんな新しい魅力が引き出されているのか、配信が待ち遠しくてなりません。きっと、オリジナルを愛する多くの人々にとっても、そして氷川さんのファンにとっても、心に残る一曲となるのではないでしょうか。

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