氷川きよし×小室哲哉、妖怪ソングで革命!「Party of Monsters」誕生秘話!

演歌界の貴公子・氷川きよしさんが、新たな表現世界へと一歩踏み出しました。2024年4月6日よりフジテレビ系で放送される特別番組『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』のエンディングテーマとして、小室哲哉さんプロデュースによる「Party of Monsters」を担当。活動再開後の初シングルとして、氷川さんはこれまでにない挑戦に臨みました。ラップに初挑戦した意欲作でありながら、楽曲のイメージにはあのマイケル・ジャクソンの「スリラー」が込められているという驚きのエピソードも。氷川きよしさんと小室哲哉さんが語る楽曲の誕生秘話とは——?読み進めるうちに、あなたもきっと「Party of Monsters」の世界に引き込まれていくはずです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9f1972d1932971df5c0aa9509f7d0ba937191686
【ゲゲゲの鬼太郎】氷川きよし×小室哲哉が語る!ラップで奏でる妖怪ソング♪

小室哲哉が描いた“現代の妖怪フェス”という世界観

「Party of Monsters」は、テクノ色の強いEDMを基調とした妖しくも華やかな楽曲です。プロデューサーを務めた小室哲哉さんは、作曲のイメージをマイケル・ジャクソンの「スリラー」から得たと明かしています。ヒーロー然としない“ダークヒーロー”である鬼太郎の世界観を、マイナー調のスピーディな曲調で表現しました。

小室さんは「妖怪たちがフェスをしているような情景をイメージした」と語り、アニメのバトルシーンやキャラクターたちの個性を一曲に詰め込むことを意識。まるで妖怪たちがダンスフロアで盛り上がっているような、ユニークでインパクトのある構成となっています。

制作にあたっては、ラップ調と非ラップ調の2バージョンが用意され、最終的にラップありの構成が採用されました。これは“新しい氷川きよし”を表現するうえでも重要な選択だったといえるでしょう。

氷川きよし、ラップ初挑戦!新境地を切り拓く

演歌界のスーパースター・氷川きよしさんが、まさかのラップに挑戦——。この意外性こそが「Party of Monsters」の最大の魅力のひとつです。

「これまでの歌唱とはまったく違っていて、未知の世界でした。まるで初めて山を登るような気持ちで臨みました」と、氷川さんは率直な気持ちを語っています。レコーディングでは小室さんが優しく指導しながら、キャッチボールのように時間をかけて仕上げていったそうです。

「限界突破×サバイバー」のときも不安を抱えていたという氷川さんですが、「“無理かもしれない”と思っていたぐらいの方が、結果的に良いものができる」と、今回も挑戦の中から自信を得た様子でした。

小室さんは「演歌の長い音符に慣れている氷川さんにとって、ラップの短い音符は相当ハードルが高かったはず」としながらも、「新しい表現の魅力をしっかりと引き出すことができた」と高く評価しています。

“妖怪のひとり”として歌い上げた渾身のメッセージ

氷川さんは、今回の歌唱にあたって「鬼太郎になったというより、妖怪のひとりとして歌いました」と語りました。歌詞の世界に没入するため、まるでお経のように毎日繰り返しデモ音源を聴きこみ、身体に染み込ませたと言います。

「小室さんの完璧なデモテープに、私がどう命を吹き込めるのか、どうすれば私らしさを加えられるか。ものすごく考えました」と、アーティストとしての矜持をにじませた氷川さん。細かなディティールにまで自分の意見を反映させ、楽曲に対して深い愛着を持つに至ったことが伝わってきます。

小室さんは、この楽曲に「環境問題や戦争など、現代社会の諸問題を妖怪に置き換えることで、善悪の境界線を見つめ直す」というメッセージを込めています。“妖怪が必ずしも悪とは限らない”というテーマは、『ゲゲゲの鬼太郎』の本質にも通じており、深みのある歌詞に仕上がっています。

このメッセージを、氷川さんが妖怪の視点で表現することで、子どもから大人まで幅広い世代に響く作品になりました。

演歌ニュース記事 感想

読み終えてまず感じたのは、氷川きよしさんの“攻めの姿勢”に対する敬意でした。活動再開後の第一弾が、誰もが想像する「正統派演歌」ではなく、EDM+ラップという大胆な方向性だったことに正直驚きましたが、記事を読み進めるうちに「これが氷川さんの新しい魅力なんだ」と自然に納得できました。

特に印象的だったのは、ラップという新しいジャンルに対して「歌えないと思っていたけど、やってみたら楽しかった」と語る姿勢です。その一言に、何歳になっても挑戦し続ける姿勢の大切さを教えられた気がします。

また、小室さんとの信頼関係も非常に印象深く、二人が本気で向き合ったからこそ、この楽曲が生まれたのだと思いました。音楽ファンとしても、「Party of Monsters」がどのように育っていくのか、これからの広がりが本当に楽しみです。

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