11月16日、東京・浅草公会堂で行われた演歌歌手・一条貫太の初ホールワンマンコンサート「一条貫太 2024リサイタル~魅力のすべて~」。デビュー7年目を迎えた一条が1000人の観客を前に、全27曲を熱唱するという壮大なステージが繰り広げられました。この日、彼が掲げたテーマは「歌のテーマパーク」。フォークや浪曲、新曲「大漁太鼓」まで幅広いジャンルに挑戦し、5度の衣装替えを含むパフォーマンスで観客を魅了しました。ステージの裏側や彼の意気込み、特別な瞬間を振り返ります。
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一条貫太「歌のテーマパークを見せたい」5度の衣装替えで初ホールワンマンで27曲熱唱
幕開けから壮観!勇壮な「貫太のよさこいソーラン」
一条のリサイタルは、この日のために特別に書き下ろされた「貫太のよさこいソーラン」で幕を開けました。勇ましい歌声とエネルギッシュな演出で、観客の心を一瞬で掴んだオープニング。生演奏によるジャズナンバー「A列車で行こう」や、ギターの弾き語りで披露した「走れコータロー」など、ジャンルを超えた選曲も光りました。
特に注目されたのが、終盤に披露された「大漁太鼓」。この曲では、千葉県銚子市の伝統芸能「銚子ばやし」の保存団体である「ひびき連合会」のメンバー14人がステージに参加。迫力のある太鼓の音が会場全体を震わせ、一条の歌声がその中心に立って観客を圧倒しました。
海の歌を受け継ぐ使命—鳥羽一郎からのエール
演歌界の大先輩・鳥羽一郎から「海の歌はこれからお前に任せる」と背中を押された一条。この日、浅草公会堂という「歌手の登竜門的場所」で堂々と歌い上げた彼の姿は、まさに新しい世代の海の歌手としての覚悟と決意が感じられました。
これまでに「男の漁場」や「大漁太鼓」といった海をテーマにした楽曲を発表してきた一条は、鳥羽の言葉を受け「粗削りではありますが、これからも海の歌を歌い続けていきたい」とコメント。その力強い宣言に、観客から大きな拍手が送られました。
ファンとの絆を深めた7年間とさらなる飛躍への意気込み
デビューから7年間、特にコロナ禍での制約を乗り越え、直接ファンと交流できる喜びを語る一条。九州横断ツアーなどの取り組みで、全国のファンとの絆を深めてきた彼にとって、このリサイタルは新たなステージへの第一歩とも言えます。
20日に28歳を迎える一条は「ヒット曲を出して全国のホールコンサートを開催したい」と語り、さらに「歌謡界の海を盛り上げる存在になりたい」と意欲を見せました。
演歌ニュース記事 感想
記事を読んで、一条貫太さんの情熱がひしひしと伝わってきました。「歌のテーマパーク」というテーマにふさわしい多彩なステージ構成や、新しい挑戦への姿勢には心から感動します。また、海の歌手としての使命感を背負いながらも、ファンとの交流を大切にする姿が素晴らしいと感じました。
特に「大漁太鼓」のパフォーマンスでは、伝統芸能とのコラボが文化と音楽の融合を見事に体現していて、一度生で見てみたいと思わされました。一条さんの今後の活躍がますます楽しみです!
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