7月に卵巣がん摘出手術を受け、一時活動を休止していた演歌歌手・市川由紀乃さんが、23日に約7か月ぶりにファンの前へ姿を見せました。インスタグラムで行われた50分間のトークライブでは、「ただいま帰りました」と笑顔で語り、復帰への第一歩を踏み出した彼女の姿に多くのファンが勇気をもらいました。
手術や抗がん剤治療を経た現在の心境、そして来年3月に予定されている歌声の解禁へ向けた準備が進む中でのインスタライブ。その背景や彼女の想いに迫ります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/efac747c136aeb2f26a33b814d73b77c4bab4ebd
市川由紀乃、卵巣がんを克服しインスタでトークライブ「ただいま帰りました」 歌声解禁は来年3月
新たな一歩を踏み出したインスタライブ
市川由紀乃さんは、白いニット帽とセーターというリラックスした装いで登場。抗がん剤治療の影響で頭髪が薄くなったことを気にしつつも、「帽子やウィッグを楽しみたい」と前向きに語りました。このライブでは、ファンへの感謝や治療期間の心情、そして復帰への意欲を率直に話し、多くの励ましの声が寄せられました。
特に「命あること、生きていることをかみしめていきます」といった言葉には、彼女が闘病を通じて感じた命の大切さが込められています。
手術と治療の詳細
市川さんは今年6月に体調不良を相談した先輩の由紀さおりさんの助言で検査を受け、卵巣がんが判明。7月には6時間に及ぶ摘出手術を受けました。退院後、抗がん剤治療を6回受けるという厳しい闘病生活を経て、今月10日に治療が終了したことを公表しました。
治療中は髪が抜けることを想定し、事前に髪を短く切るなどして心の準備を整えていたといいます。また、「好きなお笑いDVDやファンからの手紙が支えだった」と語るなど、周囲の支えの重要性を改めて実感したようです。
復帰への意気込みとこれから
現在はボイストレーニングや歌のレッスンを再開し、来年3月のファンクラブ限定コンサートでの歌声解禁を目指して準備を進めています。「今回の経験を糧に、より深い歌を歌いたい」と語る市川さんは、新たなステージに向けての意欲を隠しません。
また、3月以降には埼玉県越谷市や大阪、名古屋でのコンサートも控えており、彼女が再びファンの前で輝く姿が待ち望まれます。
演歌ニュース記事 感想
市川由紀乃さんの復帰への道のりを知り、彼女の強さと前向きさに心を動かされました。特に、「この経験が必要だったと思えるくらい深い歌を届けたい」という言葉には、彼女がどれだけ真摯に歌と向き合っているかが伝わってきます。
抗がん剤治療の過酷さを乗り越えながらも、ファンへの感謝を忘れない姿勢は本当に素晴らしいと思いました。また、白いニット帽で登場した彼女の姿には、これまでの華やかな着物姿とはまた違った温かさがあり、より親近感を感じました。
来年3月の歌声解禁やコンサートが今から楽しみです。きっと、彼女の歌声には今回の経験が深く刻まれていることでしょう。
コメント