2025年でデビュー30周年を迎える演歌歌手・岩本公水さん。新曲「瀧の恋歌」をリリースし、来年の記念コンサートの開催も発表しました。彼女は2005年、声が出なくなり一度歌手を引退した経験を持つことから、その復活劇にはファンや関係者からも熱いエールが送られています。壮絶な経験を乗り越え、今なお歌えることへの「感謝」と「幸せ」を感じている彼女。その波乱万丈な歌手人生と新曲に込めた想い、そしてファンと共に歩んできた30年の軌跡を振り返ります。
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ぴいぷる 演歌歌手・岩本公水 今歌えていること、声を大にして「幸せ」 2005年に声が出なくなる経験「当たり前ではない…幸せで恵まれた時間」
再スタートを誓った「瀧の恋歌」
岩本公水さんの最新シングル「瀧の恋歌」は、いとう彩が作詞、岡千秋が作曲を担当し、壮大なスケールの情念溢れる一曲です。30周年記念のために特別に制作されたこの楽曲について、岩本さんは「歌に負けないように、力いっぱい歌いました」と語ります。曲の主人公である悲しみを背負う女性の心情を表現する一方、彼女自身はこの歌に込めた思いが少し異なるといいます。「この道の先には必ず幸せが待っている、そう信じて歌っています」。悲しみだけでは終わらない、新たなスタートへの期待も込められた一曲となっています。
声を失い、挫折した10周年の苦悩
岩本さんの歌手人生における転機は、10周年を迎えた2005年に訪れました。休みなく歌い続けていた結果、ある日突然声が出なくなってしまい、歌手としてのキャリアを一時休止することに。ファンの前で声が出ないまま歌うことが心苦しくなり、事務所を辞めて実家の秋田に帰る決意をしました。この出来事は彼女にとって大きな挫折でしたが、ふるさとの空気に触れ、心と体を休めるうちに、自然と声が戻ってきたといいます。「働かなくていいと思ったら、なんだか声が出るんです」と語る彼女のエピソードには、辛い時期を乗り越えるための安らぎが必要だったことがうかがえます。
父のひと言と支え合う家族の絆
岩本さんにとってもう一度歌手として舞台に立つきっかけとなったのは、父親の一言でした。秋田の実家に戻った際、父から「悔しくないのか?」と問いかけられたことで、自分が歌手として生きるべき道を再び見つけたのです。悔しさと情熱を抱えながら再び歌の世界へと戻った彼女は、今や父が一番のファンだと語ります。復帰の際、父は涙を流して喜び、今でも岩本さんのコンサートには誰よりも早く駆けつけて応援してくれるそうです。家族の絆が彼女の歌手活動において、かけがえのない支えとなっていることがわかります。
演歌ニュース記事 感想
岩本公水さんの30年にわたる歌手人生は、辛い時期や挫折を乗り越え、それでも歌い続けることの喜びに満ちています。声が出なくなったことで、彼女が一度は夢を諦める選択をしたものの、支えてくれた家族や再び戻りたいと思わせる歌の魅力が彼女を導いたのですね。「瀧の恋歌」に込められた思いも、歌詞の深みも、そんな経験を経た彼女だからこそ表現できる情熱が宿っていると感じました。父親の応援やファンへの感謝を胸に、これからも歌い続ける岩本さんの姿は、多くの人に希望と勇気を与えてくれることでしょう。私も彼女の30周年記念コンサートで生の歌声を聴きに行きたいと感じました。
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