元AKB48メンバーで現在は演歌歌手として活躍している岩佐美咲さんが、2024年8月28日に新曲「マッチ」をリリースします。この楽曲は、プロデューサーの秋元康氏が3年ぶりに書き下ろした作品で、岩佐さんにとって特別な意味を持つ一曲となっています。
岩佐美咲さんは今回の楽曲について、「今までの着物とは違い、ドレス姿で歌うことで新しい自分を表現したい」と語っており、大人の女性としての新たな一面を見せています。さらに、秋元康氏からのアドバイスもあり、歌詞の情景を強く意識した表現で、深みのある歌唱を披露しています。
新曲「マッチ」は、北の寂れたスナックで一人の女性が過去を思い返しながら、再び灯すことのないかつての情熱に思いを馳せるという、ドラマチックな世界観が特徴です。岩佐美咲さんの新しい魅力が詰まったこの楽曲、果たしてどのように心に響くのでしょうか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/d268113949490cb67ae702f56f4a17b5c30fed0c
元AKB48岩佐美咲に秋元康氏書き下ろしの新曲「マッチ」への意気込みを聞いた
秋元康書き下ろしの世界観と「マッチ」
今回の楽曲「マッチ」は、プロデューサー秋元康氏が岩佐美咲さんのために書き下ろした、3年ぶりの新曲です。秋元氏は「北のさびれたスナックで、あの人を待っているが来ない。そのシーンを歌で表現して欲しい」と岩佐さんに伝えました。このように、物語性の強い歌詞が特徴の「マッチ」ですが、ただの失恋ソングに留まらず、人生の儚さや過去への思いを歌い上げる奥深さがあります。
岩佐美咲さんは、これまでの演歌歌手としてのイメージを超え、歌謡曲としての新たな挑戦に踏み出しました。彼女自身、「秋元先生は、細かい歌唱の指導をするというよりも、世界観を伝えてくれる」と話しており、今回はその指導に従い、歌詞の情景を細やかに表現することに全力を尽くしています。
大人の女性としての新たなステージ
今回の新曲「マッチ」では、岩佐美咲さんが大人の女性としての新たなステージに立っています。これまでの演歌での活動では着物を着用していた彼女ですが、今回は初めてボディーラインの出るドレス姿でのパフォーマンスに挑戦しました。彼女は「衣装が変わったことで、より大人っぽさを意識し、落ち着いた低音を大切に歌い上げています」と語っており、新たな表現方法に対して強い意気込みを見せています。
また、彼女は歌詞の中でも「人生なんて吸い殻ばかりで 燃えてた日々はどこへ行った?」という一節が特に気に入っていると述べています。この歌詞に込められた「すれた感じ」が、彼女の今の年齢や心境と共鳴しているのです。
ライブハウスツアーでの歌謡曲への挑戦
現在、岩佐美咲さんは松井咲子さんと共にライブハウスツアーを展開中です。彼女は「マッチ」をライブハウスで歌うことにも挑戦しており、「この曲はライブハウスでもおしゃれに響き、歌謡曲の魅力を改めて感じることができました」と話しています。母親が中森明菜さんや松田聖子さんのファンだった影響で、彼女も若い頃から歌謡曲に親しんでおり、今回の新曲は彼女にとって特別な意味を持つ楽曲となりました。
また、岩佐美咲さんは「いつか松田聖子さんのようなさわやかな曲を歌いたい」と夢を語っており、これからの音楽活動にも期待が高まります。
演歌ニュース記事 感想
今回の新曲「マッチ」は、聴く人の心に深く響く作品だと感じました。岩佐美咲さんの声が、まるでその北のスナックにいる女性の心情をそのまま描写しているかのようで、聴いていて自然とその世界に引き込まれました。秋元康さんが描く大人の切なさと、岩佐さんの成長した歌声が見事にマッチしていて、まさに彼女が「オトナの女」としての魅力を存分に発揮している作品です。
特に歌詞の「人生なんて吸い殻ばかりで 燃えてた日々はどこへ行った?」というフレーズが印象的で、どこか哀愁を感じさせながらも、その中に強さも見え隠れしているように思いました。彼女が言っていたように、等身大の自分を歌に乗せることで、より一層リアルな感情が伝わってくるのかもしれません。
これから1年かけて「マッチ」を歌い続ける岩佐さんが、どのようにこの曲を育てていくのかが楽しみです。そして、聴くたびに新しい感動をもたらしてくれるに違いありません。ぜひ皆さんもこの曲に触れて、彼女の新しい一面を感じてみてください。
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