普段は東日本を中心に活動する歌謡曲歌手、岩波理恵さんが、大阪・アメリカ村で開催された「大阪発流行歌ライブ」に初出演し、その歌声を響かせました。
ささやくような歌声が印象的な新曲「月の鱗」はもちろんのこと、誰もが知る西城秀樹さんの大ヒット曲「傷だらけのローラ」をカバーするなど、意外性あふれるステージで、初めて彼女の歌に触れる観客を魅了しました。
元客室乗務員という異色の経歴を持つ岩波さんが、長年の夢を叶え、歌の世界で輝きを放つまでの道のり、そして今回のライブで感じた彼女の魅力に迫ります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/adf4c288e82fbad9f9502bbba34b2ac5f4d2572d
歌謡曲歌手の岩波理恵が「大阪発流行歌ライブ」に初出演
意外性あふれるステージで観客を魅了
今回の「大阪発流行歌ライブ」で、岩波さんは自身の新曲「月の鱗」を披露。その透明感のある、ささやくような歌声は、聴く人の心を優しく包み込みます。しかし、それだけではありません。なんと、西城秀樹さんの代表曲「傷だらけのローラ」をカバーするというサプライズで、会場を大いに沸かせました。初めて彼女の歌を聴く観客にとっては、そのギャップと表現力の豊かさに、驚きと感動が入り混じったことでしょう。
夢を諦めなかった、歌への情熱
プロ歌手デビュー前には、全日空の客室乗務員として、またTV局のレポーターやラジオ番組「走れ歌謡曲」のパーソナリティとして活躍していた岩波さん。安定した生活を送る中でも、幼い頃からの歌手への夢を諦めることはありませんでした。数々のオーディションで道が開けず、客室乗務員という道を選んだものの、心の中には常に歌への情熱が燃え盛っていたのです。
「仕事を辞めました。辞めないと時間的に動けないから」と語る彼女の言葉からは、夢を叶えるために決意し、行動を起こした強い意志が感じられます。プライベートで自主制作CDを作り、あちこちに送るという地道な努力が実を結び、念願のプロデビューを掴み取ったのです。
ラジオでの出会いが後押しに
長年パーソナリティを務めたラジオ番組「走れ歌謡曲」のリスナーからの応援も、彼女の歌手デビューを後押しした大きな力となりました。「長年応援して下さったラジオリスナーの方も歌手デビューを後押しして下さった」という言葉には、ファンとの温かい絆と、支えられて夢を叶えた喜びが込められています。大阪でのキャンペーン活動も楽しんでいるようで、「吉本新喜劇が大好き。私が子どもの時は故郷の長野ではテレビ放送なかった。すっちー座長を生で見てみたい」と、親しみやすい一面も覗かせています。
演歌ニュース記事 感想
この記事を読んで、岩波理恵さんの、夢を追い続けるひたむきな姿に強く心を打たれました。客室乗務員という安定した道を歩みながらも、心の奥底で燃え続ける歌への情熱を諦めなかった彼女の決意と行動力に、尊敬の念を抱きます。
「大阪発流行歌ライブ」での、新曲「月の鱗」と「傷だらけのローラ」という意外なカバー曲の組み合わせは、まさに彼女のこれまでの人生そのものを表しているかのようで、聴く人を飽きさせないエンターテイナーとしての才能を感じました。
「毎年追い立てられるように新曲を出すよりじっくり歌い継ぎたい」という言葉からは、音楽に対する真摯な姿勢と、一つ一つの楽曲を大切にする想いが伝わってきます。そして、地元の大阪への愛着や、吉本新喜劇への憧れを語る姿からは、親しみやすさと温かさを感じました。
岩波理恵さんの、これからの更なる活躍と、彼女の歌声が多くの人々の心に届くことを、心から願っています。
コメント