北川大介、一条貫太、まつざき幸介、戸子台ふみや!演歌・歌謡界を牽引する4人の新曲を徹底解剖!

時代を超えて愛され続ける演歌・歌謡曲。その魅力は、世代を越えた心に響くメロディーと歌詞の力にあります。今回の連載「いま、聴きたい演歌・歌謡曲(本人歌唱指導付き)」第15回では、特に注目したい4人の男性アーティストをフィーチャー。北川大介、一条貫太、まつざき幸介、戸子台ふみやが織りなす新曲の魅力を深掘りし、それぞれの歌唱のポイントを徹底解説します。どんな物語が詰まっているのか、その「歌」を聴きたくなること間違いなしです。

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【連載】いま、聴きたい演歌・歌謡曲 vol.15(本人歌唱指導付き)北川大介、一条貫太、まつざき幸介、戸子台ふみや

北川大介「北の街 函館」:哀愁漂うムード歌謡とロックンロール歌謡の二刀流

リーゼントがトレードマークの北川大介さんの新曲「北の街 函館」は、タイトル通りの函館を舞台にした追憶のムード歌謡です。哀愁漂うブロウテナーが、函館ならではのロマンを奏でています。カップリングの「夢を背負って突っ走れ」は、コンサートで盛り上がること必至のロックンロール歌謡。北川さんの名前が歌詞に入れ込まれており、お客さんと一緒に歌うことを考えて作られた一曲です。

一条貫太「凪か 嵐か」:人生の荒波を乗り越える男の歌とモダンなソーラン節

北島三郎さん、鳥羽一郎さんを尊敬するという一条貫太さんの新曲「凪か 嵐か」は、人生の荒波を乗り越えていく男の歌です。ロッキンなアレンジが力強く、聴く人の背中を押してくれます。カップリングの「貫太のどっこいソーラン」は、民謡の「ソーラン節」をベースにしたオリジナル曲。伊藤多喜雄さんの「南中ソーラン」をさらにモダンでダンサブルにしたようなアレンジで、若い人にも親しみやすい一曲です。

まつざき幸介「砂時計」:シルキーボイスで歌い上げる名曲カバーとシンガーソングライター時代の楽曲

シルキーでセクシーな歌声を持つまつざき幸介さんの新曲「砂時計」は、今は亡きジュンイチロー(浜淳一郎)さんのカバー曲。千葉山貴公さんなど、多くの人に歌い継がれてきた名曲を、まつざきさんが情感たっぷりに歌い上げています。カップリングは、小野サトルさんの「NAGASAKI物語」。小野サトルさんがシンガーソングライター時代に作った楽曲で、繊細でドラマティックなメロディーが、まつざきさんの歌声と見事に調和しています。

戸子台ふみや「寒い国から来た手紙」:大瀧詠一の世界観を演歌で表現した意欲作とコミカルな民謡調の楽曲

札幌出身、デビュー5年目の戸子台ふみやさんの新曲「寒い国から来た手紙」は、大瀧詠一さんの「さらばシベリア鉄道」を演歌の感性で換骨奪胎したような楽曲です。大御所・岡千秋さんによる曲も、円香乃さんの歌詞も、アレンジも、どこか大瀧さんの世界観を感じさせる作りになっています。カップリングの「春夏秋冬おかげさま節」は、民謡調の明るい調子の楽曲。戸子台さんの個性的な歌声が、どこかコミカルに響く一曲です。

演歌ニュース記事 感想

今回紹介した4曲を聴いて、音楽が持つ力強さを再認識しました。それぞれの歌手が感じる「情熱」や「切なさ」を音楽を通して感じ取れることができ、心に残ること間違いなしです。

それぞれ個性的な歌声と楽曲で、演歌・歌謡界を盛り上げている4人。北川さんの親しみやすい歌声、一条さんの力強い歌声、まつざきさんのシルキーボイス、戸子台さんの個性的な歌声。4人の歌声を通して、演歌・歌謡曲の奥深さを改めて感じました。

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