昨年、日本レコード大賞新人賞を受賞し、若き演歌界の新星として注目を集めた小山雄大さんが、デビュー1周年を迎えた4月10日、千葉・マザー牧場でバンジージャンプに挑戦しました。今回のチャレンジは、2枚目のシングル「じゃがいもの花」のヒット祈願と、2年目の飛躍を願ってのもの。「母への想いを歌ったこの作品だからこそ、マザー牧場で挑戦したかった」と話す小山さんは、苦手な高所に向き合い、勇気ある一歩を踏み出しました。
初めてのバンジージャンプ。見守るスタッフの前でどんな姿を見せてくれたのか――。その挑戦の舞台裏を、詳しくご紹介します。
https://news.yahoo.co.jp/articles/edafc0dcc89e31d7168a3183268b069b480536db
小山雄大、デビュー2年目の飛躍と新曲のヒットを祈願してバンジージャンプに挑戦
苦手なものに向き合う覚悟
「前日は心配で眠れませんでした」。当日の朝、小山雄大さんはそう言って笑いましたが、その表情には緊張の色が隠せませんでした。彼が最も苦手としているのは“高いところ”。それでも、「苦手なことから逃げずに、ひとつでも成長したい」と語り、今回のバンジー挑戦を決断しました。
ジャンプ台の高さは21メートル。いざ上ってみると、その高さに足がすくむ場面もあったといいますが、スタッフの「3・2・1!」の合図に合わせて、一気に空へと身を投じました。その瞬間、彼の顔には不思議な解放感が浮かんでいました。
着地後、小山さんは「やる前は怖くて嫌だったけど、飛んでみたら気持ちよかったです」と安堵の表情。「少し大きくなれた気がします」と話す姿に、ひとつ壁を越えた自信がにじんでいました。
新曲「じゃがいもの花」に込めた想い
今回のチャレンジの舞台となったマザー牧場は、「母」をテーマにした新曲「じゃがいもの花」との深い結びつきから選ばれました。この楽曲は、日々の何気ない生活の中でふと感じる“母の存在”を、素朴で温かな言葉で綴ったメッセージソングです。
「じゃがいもって、どんな料理にも合うし、当たり前のように家にある野菜ですよね。そんな存在が母のように思えたんです」と語る小山さん。派手さはないけれど、じんわり心に染みる楽曲に仕上がっており、自身も「この歌で伝えたい想いがたくさんある」と力を込めています。
この曲の制作には、レコード大賞受賞後の“初心忘るべからず”という想いも込められているそうで、2年目の新たなスタートを象徴する1曲として位置付けられています。
演歌ニュース記事 感想
この記事を読んで一番心に残ったのは、小山雄大さんの「嫌だったけど、飛んでみたら楽しかった」という言葉です。その言葉には、ただ高い場所を克服したという以上に、彼自身がこの一年で積み重ねてきた努力や、内面の成長が滲んでいるように感じました。
演歌の若手というと、どうしても“昔ながらの型にハマる”イメージがありますが、小山さんはそうした枠を軽やかに越えてきます。楽曲のテーマにちなんでマザー牧場を選ぶ発想も素敵ですし、それを単なる“話題作り”で終わらせず、誠実な姿勢で向き合っているところがすごいと思います。
正直、バンジージャンプと演歌って結びつかない気がしていたんですが、こういう形でも“歌で伝えたい想い”に結びつけていけるんだと知って、ちょっと感動しました。次に彼の歌を聴いたときは、今日のジャンプのことを思い出しながら、また違った気持ちで聴けそうです。
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