韓国と日本の音楽シーンで大活躍した歌手、桂銀淑(ケイ・ウンスク)が10年ぶりに韓国のステージに立ちました。彼女は、韓国の放送局「MBN」の音楽バラエティ番組『日韓トップテンショー』に出演し、名曲「すずめの涙」を披露しました。このステージは彼女にとって、音楽活動再開を象徴するものとなりました。
https://www.kangnamtimes.com/ja/entertainment/article/76371/
覚せい剤スキャンダル後に国外退去処分となった桂銀淑…韓国の音楽バラエティで『すずめの涙』を熱唱
感動の熱唱、そして涙…10年ぶりの韓国ステージ
6月11日に放送された韓国の放送局「MBN」の音楽バラエティ番組「日韓トップテンショー」に出演した桂銀淑さん。オープニングステージを飾った彼女は、1988年に初出場したNHK「紅白歌合戦」で歌った「すずめの涙」を選曲。力強くも繊細な歌声で、会場を魅了しました。
ステージを終えた桂銀淑さんは、感極まった様子で「(今日のステージは)感慨深く、非常に嬉しい」とコメント。「美しくてフレッシュなたくさんの後輩を育てていただいて、心から感謝する」と、涙をこらえながら喜びを語りました。
演歌の女王と呼ばれるまでの道のり
18歳で日本に渡った桂銀淑さんは、デビューから6年後には「演歌の女王」と呼ばれるほどの人気を得て、元祖韓流スターとなりました。大ヒット歌手しか出場できない「夢の舞台」である大晦日の「紅白歌合戦」に1988年から7年連続で出演するほど、人気を享受しました。
しかし、桂銀淑さんの人生は順風満帆ではありませんでした。日本での活動時、日本語が不慣れで辛かった時期を振り返り、「当時はたくさん泣いた。歌の発音に誤りがあるのは大変浅はかなことだと言われ、歌詞の一つ一つについて3時間、6時間と泣きながら悩んだこともある」と語りました。
それでも、桂銀淑さんは持ち前の歌唱力と努力で壁を乗り越え、演歌界のトップスターにのぼり詰めたのです。
10年の空白を経て、再びステージへ
2007年、覚せい剤取締法違反(所持)の容疑で現行犯逮捕された桂銀淑さん。その後、東京地裁の即決裁判で懲役1年6ヶ月、執行猶予3年を言い渡され、2008年にはビザの延長が許可されず日本から国外退去処分となりました。
10年の空白を経て、再び韓国のステージに立った桂銀淑さん。「すずめの涙」の歌声には、これまでの人生を振り返る深い感慨が込められていたように感じられました。
今後は、韓国での活動を再開していく予定だという桂銀淑さん。その歌声は、これからも多くの人々に感動を与え続けることでしょう。
演歌ニュース記事 感想
桂銀淑さんの歌声は、人生の苦難を乗り越えてきた強さ、そして未来への希望を表現しているように感じました。
10年の空白を経て、再びステージに戻ってきた桂銀淑さん。その歌声には、これまで以上に深い味わいがありました。
桂銀淑さんの今後の活躍が、ますます楽しみですね。
コメント