演歌歌手の坂本冬美(57)が、BSフジの「昭和歌謡パレード」で、昭和のレジェンド歌手・美空ひばりさん(享年52)の楽曲をカバーする難しさについて語りました。この特別な放送では、坂本が美空ひばりさんの「真赤な太陽」をカバーし、彼女の歌声と技術に対する敬意を表現しました。美空ひばりさんの歌をカバーするにあたっての試行錯誤や、デビュー前にひばりさんの生歌を聞いた貴重なエピソードが明かされました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/600fe52164c81aa091980fecc53ebaae7c8ea572
坂本冬美が明かす美空ひばりさん楽曲カバーの難しさ「真っ向からは…」 1度だけ聞いた生歌はデビュー前
美空ひばりカバーの難しさ
坂本さんは、「カバーってイントロ聞いたらオリジナルの方の声が聞こえてくれる。違う人が歌ったら、“あ~そうじゃない”って、拒絶反応ってやっぱりある。」と、カバーすることの難しさについて語りました。
特に、美空ひばりさんのようなレジェンド歌手の楽曲をカバーする場合は、そのハードルはさらに高くなります。
「ひばりさんの歌となると、その辺の神経って使いますので、イントロから変えちゃうんです、違う歌にしちゃって、“何が始まるの?”“ひばりさんの歌じゃない!”って。そういう作戦でカバーしました。でないと真っ向からは歌えないです。そういう形でいつもカバーさせていただいていますね。」
坂本さんは、美空ひばりさんの圧倒的な歌唱力と存在感への深い敬意を込め、独自のカバー方法でその歌声を表現しているのです。
美空ひばりの歌声の魅力
坂本さんは、美空ひばりさんの歌声について、「ひばりさんの歌は一声目から凄いんですよ。“うわ~!”って圧倒される。」と感嘆の言葉を述べました。
「どのジャンルの歌もお手本だと思いますし、ひばりさんは別世界の方だと思っています。」
坂本さんは、美空ひばりさんを音楽界における最高峰の存在と捉え、その歌声から多くの学びを得ているようです。
貴重な生歌体験
坂本さんは、デビュー前の貴重な体験として、美空ひばりさんの生歌を聴いたことを明かしました。「猪俣公章先生の内弟子時代、運転手で猪俣先生についてTBSの番組に行った時に、ひばりさんがご出演の番組があったんです。猪俣先生が“こんなことまずないから、ひばりさんの生の歌声をスタジオの隅で聞かせてもらいなさい”と」。
坂本さんは、美空ひばりさんの圧倒的な歌唱力と、観客を魅了するカリスマ性を実感したようです。
「その時に聞いたひばりさんの2曲だったと思うんですけど、それが最初で最後です。間近で生で聞かせていただきました。」坂本さんは、この貴重な体験を一生の宝物として心に刻んでいることでしょう。
演歌ニュース記事 感想
美空ひばりさんというレジェンドへの深い敬意と、独自のカバーへのこだわりが伝わってくる、素晴らしい記事でした。坂本冬美さんの言葉一つ一つに、美空ひばりさんへの深い愛情と尊敬の念が感じられました。
私も演歌や歌謡曲を聴くことが好きですが、やはりオリジナルの歌手の歌声が一番心に響くものです。しかし、坂本冬美さんのような実力派歌手がカバーすることで、また違った魅力が生まれることも事実です。
坂本冬美さん、美空ひばりさんへの深い敬意と情熱を歌声に乗せて届けてくださり、ありがとうございます。
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