歌唱力と舞台での愛嬌で多くのファンを魅了する三山ひろしが、今年も大阪新歌舞伎座で特別公演を開催します。9月6日から23日まで行われるこの公演は、「愛」をテーマに、三山ひろしが円熟の芸を披露します。公演の第1部では痛快時代劇「男は愛嬌 お役者新二郎、決死の奮闘記!」、第2部ではコンサートでさまざまな愛の形を歌います。今年44歳を迎える三山ひろしは、円熟味を増しながらも挑戦を続けており、新境地を開いた新曲「恋…情念」も披露します。この記事では、三山ひろしの公演内容と彼の新たな挑戦について詳しく見ていきます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b31e73fa5da8a7aea5b97b09c0f37f5b66b83d7
三山ひろし「円熟した芸を」 愛をテーマに大阪新歌舞伎座で公演
第1部の痛快時代劇「男は愛嬌 お役者新二郎、決死の奮闘記!」
第1部は、女形の役者だった過去を隠しながら飯屋を営む店主と女房の夫婦愛の物語です。三山ひろしが演じる店主は、女性らしい所作を持つキャラクター。ドラマの時代劇を参考に、細かいしぐさにまでこだわり、女性らしさを表現することに努めたそうです。特に、着物の帯を触るときの腕の位置や動きなど、男性とは異なる細やかな動きに注力し、役柄に深みを持たせました。観客は、時代劇でありながらも笑いと感動が交錯する夫婦愛のドラマを楽しめるでしょう。
第2部のコンサート―多彩な愛を歌う
第2部のコンサートでは、三山ひろしが様々な愛の形を歌います。彼の歌唱には、家族愛、夫婦愛、そして男女の愛など、異なる愛の感情が見事に表現されており、観客の心に深く響くこと間違いありません。また、今回は通常の演歌や歌謡曲だけでなく、シャンソンに挑戦するという新しい一面も披露します。さらに、バイオリンによるアレンジを取り入れ、「泣けるような弦の音色」によって、従来の演歌に新たな情感を加えたコンサートになることでしょう。
三山ひろしの挑戦と未来―落語と演歌の融合
三山ひろしは近年、演歌・歌謡界の枠を超えた新たな挑戦を続けています。3年前には「三山家とさ春」として落語家デビューを果たし、昨年には「落語歌謡」という新ジャンルを生み出しました。この落語歌謡は、歌と落語を織り交ぜたものであり、三山ひろしの芸の幅をさらに広げました。彼の夢は、演歌や歌謡と日本の伝統芸能を融合させ、新しいミュージカルのような情感豊かな世界を作ること。その瞳には、まだまだ新たな挑戦と未来への意欲が輝いています。
演歌ニュース記事 感想
今回の公演情報を知り、三山ひろしの新たな一面を発見できたことに大変感動しました。「恋…情念」で表現される女性の心の深みや、舞台での繊細な演技など、彼の表現力の幅広さに驚かされます。特に、時代劇の研究や落語歌謡の創作など、常に新しいことに挑戦する姿勢は、多くのファンを魅了し続けている理由の一つでしょう。
バイオリンのアレンジを取り入れた演歌という試みも、非常に興味深いです。伝統的な演歌に新たな息吹を吹き込むことで、より幅広い層に演歌の魅力を伝えることができるのではないでしょうか。彼の「演歌・歌謡をもっと隆盛させたい」という熱い思いは、私たちリスナーにも共感を与えてくれます。これからも、三山ひろしの活躍を応援し続けたいと思います。
コメント