昨年の紅白歌合戦で、128人によるけん玉ギネス記録を達成した三山ひろしさんが、今年も新たなステージに挑戦しました。2025年1月17日、名古屋・御園座にて彼の座長公演が開幕。この公演は、時代劇と歌謡ショーという二部構成で、来場者を楽しませる特別な演出が詰まっています。さらに、義母であり事務所の社長でもある演歌歌手・松前ひろ子さんもスペシャルゲストとして登場し、公演に華を添えました。今回の記事では、公演の見どころや三山さんの魅力をたっぷりとお届けします。
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けん玉ギネス新記録の三山ひろしの御園座公演スタート、義母松前ひろ子も登場
第1部 時代劇『男は度胸』——新二郎の奮闘記
第1部は痛快時代劇『男は度胸』。料理の腕が立つ元女形、新二郎を演じた三山ひろしさんは、その所作と演技で観客を魅了しました。特に、料理を振る舞うシーンでは手際の良さが際立ち、観客からは笑いと驚きの声が上がります。時代劇という日本の伝統を取り入れつつも、ユーモアと人情が溢れるストーリーは、幅広い年代の観客に楽しんでもらえる内容です。三山さんが持つ独特の温かみが、新二郎というキャラクターをより深く印象づけました。
第2部 歌謡ショー『愛を唄う』
公演の後半、第2部では新曲「酒灯り」を始め、自身のヒット曲や昭和の名曲が披露されました。特に注目を集めたのは、新曲の情感たっぷりの歌唱。舞台全体に響き渡る三山さんの声は、観客を感動の渦に巻き込みました。また、長編歌謡浪曲「その夜の上杉綱憲」では、物語性のある歌声と表現力が際立ち、会場は一体感に包まれました。
さらに、昨年の大阪新歌舞伎座公演でも共演したバイオリニストの益子侑さんとのコラボレーションも見逃せないポイントです。益子さんの繊細な音色が三山さんの歌声に寄り添い、ステージに深みを与えていました。
義母・松前ひろ子さんのスペシャルゲスト出演
この日、特別ゲストとして出演したのは、三山ひろしさんの義母であり事務所の社長でもある松前ひろ子さん。彼女はデビュー55周年記念曲「漁り火情歌」を熱唱し、深みのある歌声で観客を魅了しました。
また、松前さんは舞台上で阪神淡路大震災から30年を迎えたことに触れつつ、今年も穏やかに新年を迎えたエピソードを語りました。「お正月には三山くんが手料理を振る舞ってくれた」との言葉には、会場から温かい拍手が送られました。その後、三山さんが「今年も頑張ります!」と力強く応える場面も。家族の絆とプロフェッショナルな舞台が交錯した瞬間は、この公演の大きな見どころでした。
演歌ニュース記事 感想
今回の御園座公演を通じて、三山ひろしさんのアーティストとしての挑戦する姿勢に心を動かされました。時代劇と歌謡ショーという全く異なるジャンルで観客を魅了する姿は、まさに座長としての責任感と実力を感じさせます。
また、義母の松前ひろ子さんとの共演は、単なる家族の物語を超えて、音楽を通じた絆を強く感じました。特に、彼が新曲「酒灯り」を歌い上げるシーンは感動的で、彼の成長と努力の結晶を感じ取ることができました。
2025年も新たなステージで輝き続ける三山さんから目が離せません。
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