演歌界の実力派、杜このみさんの新曲「夕霧港」が話題を集めています。北海道・白老町を舞台に、人生をやり直そうと決意した女性の切ない恋心を歌った本作は、聴く者の心を揺さぶる珠玉のバラード。今回は、そんな「夕霧港」の魅力を深堀りするため、杜このみさんご本人にインタビューを行いました。楽曲制作秘話から、カラオケのポイント、そして師匠・細川たかしさんとのエピソードまで、たっぷりと語ってもらいました。
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新譜!にっぽんのうた〜ノーカット編〜杜このみ『夕霧港』 ※本人コメント動画
曲の背景と制作秘話
新曲『夕霧港』は、北海道・白老町にある虎杖浜(こじょうはま)を舞台にした切ない女心を描いた楽曲です。杜このみさんが語るところによれば、この曲の主人公は人生をやり直すために白老町に渡り、心の中で何かを見つけるというストーリーが展開されています。杜さんは、メロディーと歌詞が主人公の感情を巧みに表現しており、感動的な作品になったと語っています。特に「♪オーエヤサーの 浜歌に」というフレーズには、北海道の民謡の影響が色濃く反映されており、潮風を感じるような歌詞になっているとのことです。
レコーディング時には、岡千秋先生が「♪オーエヤサー」を力強く表現するよう指示し、当初の予定から変更があったといいます。これによって、歌詞の切なさがより引き立つ結果となったそうです。また、ミュージックビデオでは、港のシーンが一切登場せず、女性の内面の美しさが表現されています。この工夫が観る者に新しい視点を提供することでしょう。
カラオケでのポイントと楽しみ方
「♪オーエヤサーの 浜歌に」というフレーズが印象的な「夕霧港」ですが、このフレーズの表現にはこだわりが。レコーディング当日、作曲者の岡千秋さんから「ここはもっと力強く歌いたい」という提案があり、練習してきたものとは異なるアプローチを試みたそうです。
また、ミュージックビデオでは、港を舞台にしながらも港の風景は登場しないというユニークな演出が施されています。杜さんは、「女性の内面の美しさを表現したかった」と、その意図を明かしました。
カラオケで「夕霧港」を歌いたい方も多いはず。杜さんによると、「歌い出しの『♪まるで吐息を』がポイント」とのこと。この部分をしっかりと歌えば、最後まで気持ちよく歌えるそうです。また、全体を通して、詞の美しさを大切に歌い上げるのがおすすめです。
師匠・細川たかしさんとのエピソードとデビュー10周年を迎えて
師匠の細川たかしさんの私服が話題になっていることについて、「師匠の私服はいつも派手なので、見慣れています(笑)」と笑顔で話す杜さん。しかし、師匠の歌声には改めて敬意を表し、「師匠の歌声には本当に感動します」と語りました。
2024年にデビュー10周年を迎えた杜さん。これまでの活動について振り返りながら、「10年目の演歌歌手として、日本中の皆さまから愛されるような、そんな演歌歌手を目指して頑張っていきたいと思います」と、今後の抱負を語りました。
演歌ニュース記事 感想
杜このみさんのインタビューを通して、「夕霧港」という楽曲への並々ならぬ情熱を感じました。特に、楽曲制作の裏話や、カラオケのポイントを教えてもらえたことは、ファンとしてとても嬉しい限りです。
また、師匠である細川たかしさんとのエピソードも興味深く、二人の関係性が垣間見えた気がします。杜さんの飾らない人柄が伝わってくるインタビューでした。
「夕霧港」は、聴く人の心に深く沁み渡る、素晴らしい楽曲だと思います。ぜひ皆さんも、この曲を聴いて、杜さんの歌声に酔いしれてみてください。
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