いま、演歌・歌謡曲が再び脚光を浴びています。2025年5月19日、京都・ロームシアター京都にて『MUSIC AWARDS JAPAN 2025 演歌・歌謡曲 LIVE』が開催されることが発表されました。本イベントは、音楽業界を代表する5団体が共同で設立したCEIPA（カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会）主催によるもので、今年が初開催となる注目の音楽アワードです。
『MUSIC AWARDS JAPAN』の開催ウィークにあたる期間中、日本を代表する演歌・歌謡曲アーティストたちが一堂に会し、最優秀演歌・歌謡曲楽曲賞の授賞式を中心に、歌と伝統芸能が融合したライブパフォーマンスを展開。京都という日本文化の象徴的な地から、日本のソウルミュージックが世界へと発信されます。
ファンの熱い支持を受けてノミネートされたアーティストの声にも、喜びと意気込みがにじみ出ていました。どんなパフォーマンスが繰り広げられるのか、当日のステージに向けて期待が高まります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d808934189668e14e4d6acb5b14187560f8ea12
『MUSIC AWARDS JAPAN 2025 演歌・歌謡曲 LIVE』開催決定！日本を代表する演歌・歌謡曲のアーティストが出演
音楽賞としての新たな挑戦と意義
『MUSIC AWARDS JAPAN』は、日本の音楽界を代表する団体が垣根を越えて創設した全く新しい試みです。従来の音楽賞とは異なり、「文化とエンターテインメントの発展」を掲げ、各ジャンルの多様性を尊重しながら、世界に向けて日本の音楽を紹介していくことを目的としています。
演歌・歌謡曲部門においてもその精神は貫かれ、ライブステージではアーティストの歌唱だけでなく、日本の伝統芸能と組み合わせた演出も予定されています。まさに、歌の枠を超えて「日本の魂」を伝える試みとして、多くの人の関心を集めているのです。
このような取り組みは、演歌・歌謡曲が持つ普遍的な情感や抒情性を、より広い層に届ける大きなチャンスでもあります。
ノミネートアーティストからの熱いメッセージ
今回のノミネートには、演歌・歌謡曲界を代表するアーティストたちが名を連ねています。
山内惠介さんは「紅の蝶」でのノミネートに際し、「ファンの皆様の支えのおかげ」と感謝を述べながら、「和洋折衷の音で世界を元気にしたい」と熱い思いを語りました。作曲家・村松崇継氏とのタッグによるこの楽曲は、日本独自の“祭り”をテーマにした意欲作です。
また、「アヴァンチュール中目黒」でノミネートされたMATSURIは、「夢のよう」と語りつつ、昭和歌謡のフィルターを通じた世界への発信を目指す姿勢を示しました。SHOW-WA「君の王子様」も同様に、昭和の香りを新たな感性で届けようとするグループとして、世界への広がりを意識したコメントを残しています。
さらには、新浜レオンさんの「全てあげよう」、純烈の「夢みた果実」など、各アーティストがそれぞれの思いとともに“日本発の歌の力”を語っており、どのコメントにも強い使命感と喜びが感じられます。
豪華出演陣による一夜限りのステージ
今回の『MUSIC AWARDS JAPAN 2025 演歌・歌謡曲 LIVE』では、まさに「演歌歌謡オールスター」と呼べる豪華な出演者が名を連ねています。
細川たかしさん、水森かおりさん、長山洋子さん、丘みどりさんをはじめ、若手からベテランまでが勢ぞろい。さらに、真田ナオキさん、辰巳ゆうとさん、木村徹二さん、梅谷心愛さんなど、新世代の注目株も多数出演。ノミネートアーティストである山内惠介さん、新浜レオンさん、SHOW-WA、MATSURI、純烈も出演予定です。
それぞれの持ち味を生かした歌唱や、ここでしか見られない特別なコラボレーションも期待されており、まさに“祭り”の名にふさわしい一夜になることは間違いありません。
さらに、このライブはNHKでの放送とYouTubeでのグローバル配信も予定されており、日本国内のみならず、海外の視聴者にも演歌・歌謡曲の魅力を届けることになります。
イベント詳細
『MUSIC AWARDS JAPAN 2025 演歌・歌謡曲 LIVE[最優秀演歌・歌謡曲 楽曲賞 授賞式]』
日時：2025年5月19日（月）
会場：京都・ロームシアター京都・サウスホール
出演者：細川たかし、水森かおり、長山洋子、丘みどり、純烈、はいだしょうこ、杜このみ、真田ナオキ、新浜レオン、辰巳ゆうと、はやぶさ、二見颯一、青山新、木村徹二、彩青、田中あいみ、SHOW-WA、MATSURI、梅谷心愛（順不同）『MUSIC AWARDS JAPAN 2025 KYOTO』
授賞式：5月21日（水）、5月22日（木）／京都・ロームシアター京都
放送：NHK（22日を予定）
配信：YouTubeにてグローバル配信予定（※一部地域除く）
開催ウィーク：5月17日（土）～5月23日（金）
演歌ニュース記事 感想
記事を読み進めるうちに、まるで出演者たちの思いがこちらに届いてくるような感覚になりました。それぞれのコメントに込められた感謝と決意、そして“日本の歌を世界に届けたい”という強い気持ちに心が動かされました。
個人的には、山内惠介さんの「紅の蝶」への言及がとても印象的でした。“和と洋の融合”というテーマは、まさにいまの時代にふさわしい挑戦だと思います。そして、それをきちんと語れる力と、それを信じて支えるファンの存在もまた素晴らしいと感じました。
演歌・歌謡曲が“懐かしさ”の枠を超えて、“今”そして“これから”に向けた音楽として再定義されようとしているこの瞬間を、ぜひ多くの方に目撃していただきたいです。
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