丘みどり、初主演舞台で新たな魅力開花!「歌だけでなく、演技も素晴らしい」と共演者絶賛

演歌歌手の丘みどりさんが、初の舞台主演を務める「おちか奮闘記」の公開稽古が東京都内で行われました。この舞台は、川口松太郎の小説『浪花女』を原作にした明治初期の大阪を舞台にした物語で、人形浄瑠璃に生きる人々の情感豊かなドラマを描きます。丘さんが演じるのは、三味線奏者の夫に尽くしながらも葛藤を抱える主人公・おちか役。彼女はこれまでの歌手としてのキャリアを活かし、劇中での生歌唱でも観客を魅了する準備を進めています。1月2日から東京・三越劇場で始まるこの舞台は、演技初挑戦となる丘さんの新たな一面を披露する注目の公演です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/de445cd74cb499aa155c6964b040656ad9aba6ca
丘みどり、「ほめていただいてうれしい」 初主演舞台の公開稽古で生歌披露 共演者から歌声絶賛

初主演の挑戦

丘みどりさんにとって「おちか奮闘記」は大きな挑戦となる作品です。演技が初めてという彼女は、「戸の開け方や座り方など、所作の基本から教えていただいている」と語り、共演者からの指導に感謝の意を表しました。それでも、稽古場ではその初々しい姿が共演者やスタッフに感動を与え、三田村邦彦さんや河合雪之丞さんをはじめとする共演者から絶賛の声が相次ぎました。特に、三田村さんは「ギャラを頂きながら生歌を聴かせていただいてうれしい」と笑顔でコメント。これに対し、丘さんは「歌をほめていただいてうれしい」と笑顔を浮かべ、謙虚ながらも前向きな姿勢を見せています。

明治の大阪を舞台にした感動的な物語

「おちか奮闘記」は、明治初期の大阪を背景に、浄瑠璃の世界で奮闘する夫婦の絆と葛藤を描いた作品です。丘さんが演じるおちかは、三味線奏者・団平の妻で、押しかけ女房として夫を支えながらも、自身の内なる変化と成長を遂げるキャラクター。稽古では、人形遣いの要求を断るシーンや、夫からの厳しい言葉に立ち向かう場面が披露されました。これらの場面では、彼女の感情表現が観客の共感を呼び起こすこと間違いなしと期待されています。また、美空ひばりさんの名曲「芸道一代」や自身の楽曲「別離(さよなら)の切符」を舞台上で歌うことで、丘さんの歌手としての魅力も存分に活かされています。

丘みどりが目指す舞台女優像

丘みどりさんは、「演歌歌手としての活動を超えて、舞台女優としても評価されたい」と意気込みを語りました。「丘みどりって演歌歌手だったね、と後付けで思っていただけるような舞台にしたい」と語る彼女の言葉には、新しい表現者としての挑戦への覚悟が感じられます。この舞台で描かれるテーマである「本当の夫婦愛」や「人の情け」を、彼女がどのように演じ切るのかが見どころの一つです。特に、おちかが夫の芸に魅了されながらも、次第に自分自身の感情や価値観に気づいていく姿は、多くの観客の心に響くことでしょう。

イベント詳細

舞台名: おちか奮闘記
公演期間: 2025年1月2日(木)~1月26日(日)
場所: 東京・三越劇場
原作: 川口松太郎「浪花女」
演出: 成瀬芳一
出演: 丘みどり、三田村邦彦、河合雪之丞、賀集利樹、瀬戸摩純、松本慎也 ほか

演歌ニュース記事 感想

記事を読んで、丘みどりさんの舞台初挑戦にかける情熱が強く伝わってきました。普段は演歌歌手として知られる彼女が、演技という新たなフィールドに挑む姿勢には感銘を受けます。稽古場での共演者たちの賞賛も、彼女がどれだけ真剣に取り組んでいるかを物語っていますね。また、明治の大阪を舞台にした物語という時代背景も魅力的で、浄瑠璃や三味線の世界観がどのように舞台上で再現されるのか、非常に興味をそそられます。特に美空ひばりさんの楽曲を劇中で歌うという演出には期待が高まります。ぜひ、観劇してみたいと思わせる内容でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました