演歌の真髄がここに!大月みやこ、母との絆を語り歌う感動の『夢日記』とは?

12月8日放送予定の「中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪」(毎週日曜朝5時30分~)では、演歌・歌謡曲・J-POPの豪華ライブショーが繰り広げられました。今回の出演者は、大月みやこさん、津吹みゆさん、美里里美さん。中でも、大月みやこさんが披露した『夢日記』にまつわるエピソードは、観客の心を大いに揺さぶりました。この歌が描く母との思い出、そして手話を交えた特別なパフォーマンスはどのような意味を持つのか?その舞台裏に迫ります。

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大月みやこ、69歳で他界した母に手話を交えて歌った『夢日記』の思い出を語る

大月みやこの『夢日記』と母への想い

大月みやこさんが歌った『夢日記』は、1996年に新宿コマ劇場で行われた座長公演『夢千夜日記』の挿入歌として誕生しました。この曲は、作詞家の早坂暁先生が手掛け、当時大月さんの母が介護を受けていたこともあり、彼女は手話を学びました。その後、母に手話を交えてこの歌を披露したところ、母親は涙を流しながら感動的にうなずいたそうです。その光景は今でも大月さんの心に深く刻まれており、母の死後もその思い出は色褪せることなく、彼女の中で生き続けています。

この『夢日記』を再度披露した大月さんの歌声は、ただの演歌にとどまらず、母への思いが込められているため、聴く人々の心に深く響きました。歌い手としての技術はもちろん、歌詞の一つ一つに込められた感情が伝わり、感動を呼び起こす要因となったのでしょう。

津吹みゆの心に残る『君の名は』

番組のオープニングでは、津吹みゆさんが昭和の名曲『君の名は』を歌い上げました。この曲は、彼女の祖父との思い出が詰まった特別な一曲。津吹さんは、この歌を通して祖父への思いを込め、その歌唱に感情を込めて歌いました。しかし、その年に祖父が亡くなったため、歌いながら思わず涙を浮かべる場面も。『君の名は』は昭和の名曲として多くの人々に愛されており、津吹さんの澄んだ歌声がさらにその魅力を引き立てました。

美里里美が歌う『イヨマンテの夜』と昭和への想い

美里里美さんが歌う『女ひとりの日本海』は、2022年に発売されたサードシングルです。特にこの曲は、2023年1月1日に発生した能登半島地震と関わりがあります。歌詞に登場する地名が地震の影響を受けた場所と一致し、その土地への応援歌として歌われています。美里さんは、歌詞に込められた想いを丁寧に表現し、聴衆に温かいメッセージを伝えました。

彼女が昭和の出来事や戦争について学び、師匠である清水アキラさんから昭和の話を聞くことも多いそうです。こうした背景から、歌に対する真摯な思いが感じられます。

番組詳細:

番組名: 中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪
放送日時: 毎週日曜朝5時30分~
出演者: 中山秀征(司会)、石川みゆき(アシスタント)
ゲスト: 大月みやこ、津吹みゆ、美里里美

12月8日放送分の収録では、ゲストとして大月みやこ、津吹みゆ、美里里美が登場し、それぞれの歌唱とともに感動的なエピソードを語りました。

演歌ニュース記事 感想

この収録内容を通じて感じたのは、出演者それぞれが音楽を通じて自分の人生を語り、心を込めてパフォーマンスをしているということです。大月みやこさんの「夢日記」には、ただの歌詞以上のものが詰まっており、母との絆を再確認したその瞬間は、観る者にとっても心に残るものでしょう。津吹みゆさんの『なみだ紅』は、彼女の感情をそのまま歌に乗せたような美しい楽曲で、聴く人を優しく包み込んでくれます。美里里美さんの『女ひとりの日本海』も、歌詞の背景にある出来事を知ったことで、より一層深い意味を感じました。彼女の音楽には、ただのエンタメ以上のものがあると再認識しました。それぞれのアーティストが持っている背景と、それを音楽に昇華させる力に、改めて感動しました。

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