新宿二丁目発のディーヴァ・ユニット「八方不美人」の最年少メンバー、ちあきホイみが、待望の初ソロアルバム『かんのん』を2024年10月2日にリリースします。デビューから5年、彼女はそのユニークなスタイルと圧倒的なパフォーマンスで、多くのファンを魅了してきました。アルバムのプロデューサーには、日本を代表する作詞家・及川眠子を迎え、「令和歌謡」という斬新なテーマで挑んだ本作は、懐かしさと新しさが融合する独特の世界観を持っています。今回はアルバムの背景や制作秘話、そして彼女の特別な魅力について詳しくご紹介します。
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ちあきホイみ、初のソロ・アルバム『かんのん』リリース 作詞家・及川眠子プロデュースによる“令和歌謡”
ちあきホイみと『かんのん』の誕生
ちあきホイみは、新宿二丁目で名を馳せたディーヴァ・ユニット「八方不美人」のメンバーとして、精力的な活動を続けてきました。彼女の個性溢れるパフォーマンスは、東京レインボープライドをはじめ、数々のイベントで注目を集めてきましたが、今回のソロアルバム『かんのん』は、彼女のアーティストとしての新たな一歩となります。
アルバムは、ヒット作詞家の及川眠子がプロデュース。及川は、かつてWinkの「淋しい熱帯魚」やアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌「残酷な天使のテーゼ」を手掛けた実力者です。今回のプロジェクトでは、彼女が持つ歌謡曲への深い愛と知識を駆使し、「令和歌謡」というコンセプトを打ち立てました。アルバムには、丹羽応樹や都志見隆、杉本眞人といった一流の作曲家陣が集結。さらに、若手アレンジャーたちが繊細で華やかなアレンジを施し、ちあきホイみの魅力を最大限に引き出す作品となっています。
ちあきホイみ「かんのん」収録曲
01. 鏡よ鏡
02. 古傷
03. 女冥利
04. やってらんない
05. 酔待月
06. どうか月明かり
07. かんのん
※配信のみボーナストラック「おんばしら」収録
『かんのん』が目指す「令和歌謡」とは?
「令和歌謡」とは、ちあきホイみが目指す新しい時代の歌謡曲です。歌謡曲といえば、かつては日本の大衆音楽の中心にあり、多くの人々に親しまれてきましたが、近年ではその存在感が薄れてきました。そんな中、ちあきホイみは「令和」という新しい時代にふさわしい形で歌謡曲を再び世に送り出そうとしています。
及川眠子は、このプロジェクトについて「どこか懐かしくもあり、でも新しくてちょっと変。そんな歌を作りたいと思った」とコメントしています。『かんのん』の楽曲は、古き良き歌謡曲のエッセンスを残しつつ、R&Bや現代的なサウンドを取り入れた新しいスタイル。懐かしさと斬新さが絶妙に融合し、聴く者に深い感動を与える作品となっています。
ソロアルバムへの想いとこれからの展望
ちあきホイみ自身もこのアルバムに強い思い入れを持っています。彼女はインタビューで、「このアルバムは、私の全てを歌声に込めた」と語っています。アルバムの表題曲「かんのん」は、先行してYouTubeでミュージックビデオが公開されており、公開直後から多くの視聴者を魅了しています。今後は、リリース記念ライブやファンミーティングも予定されており、彼女の活躍の場はさらに広がっていくことでしょう。
アルバムの収録曲は、演歌、R&B、ポップスなど多彩なジャンルを取り入れた楽曲が揃っており、まさに「女装の顔面の如く盛りに盛った」豪華な内容となっています。どの曲も、現代に生きる私たちの心の琴線に触れるような、感情豊かなメロディと歌詞で構成されており、歌謡曲の魅力を再発見させてくれるでしょう。
演歌ニュース記事 感想
ちあきホイみのソロアルバム『かんのん』は、まさに「令和歌謡」という新しいジャンルの可能性を感じさせる作品です。古き良き歌謡曲のエッセンスに、現代の感性を加えることで、時代を超えて愛される音楽を目指しているという点が印象的でした。及川眠子のプロデュースのもと、これだけの豪華な作曲陣が揃った作品は、ちあきホイみの実力を余すことなく引き出しています。彼女の歌声は、どこか懐かしく、でも新しく、聴いていると自然と心が動かされるのです。
個人的には、アルバムに込められた「家族や友達との思い出を繋ぐ器」というコンセプトがとても共感できました。音楽が持つ力は、世代や時代を超えて人々の心を結びつけるもの。このアルバムが、聴く人々にとっての「心の器」となり、新しい思い出を作るきっかけになれば素晴らしいと思います。
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