昭和を代表する歌手たちの歌が刻まれた歌碑。北海道には、そんな歌碑が数多く存在します。BSテレ東「武田鉄矢の昭和は輝いていた」では、北海道にスポットを当て、歌碑にまつわる感動の物語を掘り下げます。昭和の歌謡曲とその背後にある物語を知ることで、皆さんもその時代の魅力を再発見すること間違いなしです。
https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_bstvtokyo/program/detail/202407/23312_202407262000.html
武田鉄矢の昭和は輝いていた【歌碑になった歌謡曲~北海道編】
歌碑に込められた思い – 「襟裳岬」の歌碑
北海道の歌碑の中で特に異彩を放つのが、襟裳岬に並ぶ島倉千代子と森進一の歌碑です。同じ曲に対する二つの歌碑が並ぶ光景は非常に珍しいものです。島倉千代子が1974年にリリースした「襟裳岬」は、その歌詞とメロディが多くの人々の心に響きました。その後、森進一が同曲をカバーし、さらに多くの人々に愛される曲となりました。二人の歌碑が並ぶことで、それぞれのアーティストが持つ独自の魅力と、曲が持つ普遍的な力を感じることができます。
作詩家の思い – 「石狩挽歌」の歌碑
「石狩挽歌」の歌碑は、小樽貴賓館にあります。この歌碑には、当初、歌手・北原ミレイの名前が刻まれていませんでした。その理由は、作詩家なかにし礼が、曲の普遍性を強調したかったからです。この歌碑には曲そのものの力を伝えたいという思いが込められています。なかにし礼の深い思いが反映されたこの歌碑は、訪れる人々に強い印象を与えます。
美空ひばりと地元の約束 – 「美幌峠」の歌碑
美幌町にある「美幌峠」の歌碑は、美空ひばりの生前の約束に基づいて建てられました。地元の人々との交流を大切にしていた美空ひばりは、この地で多くの思い出を作りました。この歌碑には、彼女の優しさと人々への感謝の気持ちが込められています。
演歌ニュース記事 感想
今回の番組は歌碑が単なる記念碑ではなく、その歌が生まれた背景や、歌手を偲ぶ人々の思いが込められたものであることを改めて感じさせてくれます。特に、美空ひばりさんが地元の人々と交わした約束のエピソードは、彼女の心の温かさを教えてくれるでしょう。
また、北原ミレイさんの名前が「石狩挽歌」の歌碑に刻まれていなかった理由を知り、歌の世界の奥深さを感じました。歌は、歌い手だけでなく、作詞家や作曲家、そして聴く人たちの思いが詰まった芸術作品なのだと改めて気づかされました。
この番組を見ることで、昭和の歌謡曲に対する理解が深まり、また、北海道という土地への愛着も一層募りそうです。昭和の名曲を辿る旅、一緒に楽しみましょう!
テレビ番組
- 番組名: 武田鉄矢の昭和は輝いていた
- 放送局: BSテレ東
- 放送日時: 2024年7月26日(金)20:00~
- テーマ: 歌碑になった歌謡曲~北海道編~
- 出演: 武田鉄矢、繁田美貴、城ヶ崎祐子、水森かおり、合田道人
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