竹島宏、新歌舞伎座をバラの香りで包む!フレグランスコンサートで観客を魅了!

2025年4月10日、大阪・新歌舞伎座にて、演歌歌手・竹島宏さんが単独コンサート「竹島宏~夢の世界へお連れします~2025」を開催しました。新歌舞伎座でのソロ公演は今回が初めてとなり、節目となるデビュー25周年に向けた大きな一歩として注目を集めました。

この日のコンサートは、ただ歌を届けるだけではありませんでした。楽曲に合わせて会場に香りを漂わせる“フレグランス演出”が施され、聴覚だけでなく五感すべてで楽しめる特別な構成に。まさに“夢の世界”を体現するようなステージとなりました。

さらに、公演中には新曲リリースのサプライズ発表もあり、ファンにとっても忘れられない一夜に。オリジナル曲、カバー曲、演出、構成――そのすべてにこだわり抜いたこの公演の模様を、詳しくご紹介します。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dc46cef7b14b30a7ab96a51351866f3627153af6
竹島宏 新歌舞伎座で初単独公演 バラの香りを漂わせるフレグランスコンサートで客席癒やす

香りに包まれた開演、バラが導く癒しの空間】

ステージの幕が上がると、会場を包み込んだのはふんわりと漂うバラの香り。竹島さんは「バラ色の人生」「君は永遠の薔薇だから」「バラの香水」と、花にまつわる3曲を続けて披露。香りの演出により、楽曲の世界観がより立体的に広がり、まるで物語の中に入り込んだような感覚を覚えました。

これまでの演歌コンサートでは類を見ない演出で、新歌舞伎座としても“史上初”。続くステージでは桜、キンモクセイといった花々の香りも登場し、それぞれの楽曲と寄り添うように観客の心をやさしく撫でていきます。癒やしと高揚感が同居する、不思議な魅力の空間がそこには広がっていました。

オリジナルとカバーで描く、情熱とやすらぎの時間

公演の中盤では、「月枕」など代表曲をじっくりと聴かせるコーナーも展開。さらに、西郷輝彦さんの「星のフラメンコ」、松任谷由実さんの「春よ、来い」、そして洋楽「この胸のときめきを」など、ジャンルを超えた選曲に挑戦しました。

一曲ごとに声色を変え、表現を繊細にコントロールしながら歌い上げる竹島さん。その柔らかくも芯のある歌声は、演歌ファンだけでなく幅広い層の心に届くものでした。とりわけ、ヨーロッパ三部作とも称される「一枚の切符」「プラハの橋」「サンタマリアの鐘」による“愛の歌物語”では、25分にわたり観客をぐっと惹き込み、会場の空気を一変させました。

25周年への誓いと新曲サプライズ発表

コンサート終盤、竹島さんの口から突然飛び出したのが、新曲リリース決定の報告。6月11日に発売されるとの発表に、客席はどよめきと歓声に包まれました。さらにこの曲は、来年迎えるデビュー25周年に向けたステップとなる楽曲であることも明かされ、大きな期待が高まります。

「デビュー4年目の渋谷公会堂以来の緊張感でした」と語った竹島さん。今回のステージには、今まで支えてくれたファンへの感謝、そしてこれからへの覚悟と希望が込められていたように感じられます。「またこの新歌舞伎座に戻ってこられるように頑張ります」と締めくくったその表情には、清々しさと決意がにじんでいました。

演歌ニュース記事 感想

香り、音楽、演出――すべてが一体となった今回のステージは、“聴く”だけでなく“感じる”コンサートだったと感じます。竹島宏さんのコンサートは、観客ひとりひとりの心に優しく語りかけてくるような不思議な魅力があります。どの場面も印象的でしたが、バラの香りに包まれながら聴いた冒頭の3曲は特に記憶に残りました。

また、新曲発表の場面では、まるで会場全体が一体となったような温かさがあり、25周年へ向けた彼の歩みに改めて期待が高まりました。観客とともに時間を過ごし、その空気ごと記憶に残るような公演を作れる歌手は、そう多くはいません。竹島さんのように、丁寧に“歌の道”を歩む姿勢に、心打たれるものがありました。

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