爽やかな笑顔と、伸びやかで心に響く歌声。デビュー8年目を迎え、演歌・歌謡界の若きエースとして、ますますその存在感を増している辰巳ゆうとさん。今年1月にリリースした9枚目のシングル『運命の夏』は、「これまでの辰巳ゆうとでいちばんオシャレ!」と話題を呼び、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキングでも上位をキープするなど、多くのファンから熱い支持を受けています。作詞に売野雅勇氏、作曲に幸耕平氏というヒットメーカーコンビを迎えたこの楽曲は、どこか懐かしくも新しい、まさに辰巳さんの新境地とも言える一曲です。
そしてこの度、その『運命の夏』が、新たなカップリング曲を収録した新装盤(DEFタイプ)として、本日4月30日に発売されました! これを記念して行われたロングインタビューでは、表題曲『運命の夏』に込められた想いや、ちょっぴり意外なレコーディング秘話、そして新装盤で聴かせる多彩な歌声について、たっぷりと語ってくれました。さらに、体を張った挑戦が人気の歌謡バラエティ番組『ゆうと王子の大冒険』でのエピソードや、大好きなそうめんの話、キャンプを楽しむプライベートな一面、そして歌手としての未来への熱い決意まで…。
爽やかな“ゆうと王子”が見せる、等身大の恋心、意外な素顔、そして内に秘めたロックな魂とは? デビュー8年目を駆け抜け、ますます進化を続ける辰巳ゆうとさんの魅力のすべてを、この記事で余すところなくお届けします!
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今年1月にリリースしたシングル『運命の夏』が絶好調の辰巳ゆうとが、早くも新装盤を発売 「とびきり明るい、パワーが湧いてくる曲です。1年365日を夏にしてください!」
オシャレなラブソング『運命の夏』 – 世代を超えて響く、等身大の恋心と“怪我の功名”秘話
「この曲は、とびきり明るい、パワーが湧いてくる曲です!」と辰巳さん自身が語る『運命の夏』。その言葉通り、キャンペーン会場では、ファンがサビの振り付けを一緒に楽しむ光景が見られ、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキングでも長期間トップ10圏内を維持するなど、その人気ぶりがうかがえます。
「初めて歌詞を読んだ時、僕たちの世代とはまた違ったオシャレさを感じました」と語る辰巳さん。特に印象的だったのは「凍ったジン」というフレーズだそうで、「僕、凍ったジンって見たことがなくて(笑)。どんな感じなんだろうって想像しました」と、若者らしい素直な反応を見せます。売野雅勇氏が紡ぐ、覚えやすくも繊細な言葉の世界は、ベテラン歌手からは「80年代っぽいね」と、同世代の歌手仲間からは「平成のアイドルソングみたい!」と、世代によって様々な感想が寄せられるのだとか。まさに、世代を超えて多くの人の心に刺さる魅力を持っていると言えるでしょう。
演歌で描かれる情念の世界とは異なり、『運命の夏』は「大学生が年上の女性に憧れるような、どこか青春を感じる曲」だと辰巳さんは分析します。「歌う時は、自分の等身大の気持ちというか、学生時代にちょっと年上の人にドキドキした経験なんかを思い出しながら、背伸びしすぎず、自然体で歌うように心がけています」とのこと。ちなみに、辰巳さん自身も「大人の女性は魅力的。自分が持っていないものを持っている」と、年上女性への憧れを素直に語ってくれました。
そんな爽やかな楽曲のレコーディングですが、実はとんでもない状況で行われたのだとか。「実は、全身筋肉痛で…」と苦笑いする辰巳さん。なんと、収録の前日にチャンネル銀河の番組『ゆうと王子の大冒険』で、自衛隊の過酷な訓練に挑戦するロケがあったというのです。「もう身体中が痛くて、売野先生や幸先生より歩くのが遅いくらい。エレベーターのボタンまで押していただいちゃって…」と恐縮しきり。マイクの前に立つ時以外はずっと座り込み、立つと足が震えるほどだったそうですが、「でも、不思議と余計な力がどこにも入らなかった分、いつもより高いキーがスムーズに出たんです。怪我の功名というか、ピンチが良い方に作用しました!」と、結果オーライだったことを明かしてくれました。そんな裏話を知って聴くと、また違った味わいが感じられるかもしれませんね。
新装盤カップリングで見せる多彩な顔 – 切ないバラードからワイルドなロック魂まで
本日4月30日に発売された新装盤(DEFタイプ)の魅力は、表題曲『運命の夏』だけではありません。それぞれ異なるタイプのカップリング曲で、辰巳ゆうとさんの新たな一面、表現力の幅広さを堪能することができます。
Dタイプに収録されているのは、しっとりとしたバラード『いつか家族になって』。「まさに年上の女性に向かって、ちょっと背伸びしながらも一途な想いを伝える“かわいい男の子”が主人公です」と辰巳さん。1番では切なさが漂いますが、2番で想いが強くなっていく変化を、語るような優しい歌声で表現。「この想い、彼女に届くといいな、届け!」と願いながらレコーディングに臨んだそうです。
Eタイプのカップリング曲『微笑みはあなたの涙』は、打って変わってアップテンポなナンバー。しかし、歌詞の内容は「相思相愛だけれど、彼女には既に決まった人がいる」という、何とも切ないシチュエーション。「歌詞の中の『あなたの微笑みは あなたの涙だね』という一節の意味がどうしても知りたくて、今回初めて、自分から売野先生にその意味を尋ねました」というエピソードも。嬉しさと悲しさが入り混じる複雑な心境を、疾走感のあるメロディに乗せて歌い上げています。
そしてFタイプには、これまでの辰巳さんのイメージを覆すかもしれない、ロックテイスト溢れる『魂は売るな』が収録されています。「タイトルを見た瞬間にドキッとしました。このインパクトに負けないように歌わないと!」と感じた辰巳さんは、少し“オラオラ系”とも言えるワイルドな歌い方に挑戦。「先生方に怒られるかな…」と内心ドキドキしていたそうですが、結果は「すごくいいよ!」と大好評。「多分、今までで一番男っぽい歌いっぷりになったと思います。そういう意味では、魂を売らずに歌えました(笑)」と、手応えを感じている様子。
切ないバラードから情熱的なロックまで、まさに変幻自在。新装盤DEFタイプを聴けば、辰巳ゆうとさんの持つ多彩な魅力に、改めて驚かされることでしょう。
ゆうと王子の冒険は続く! コンサート、バラエティ、そして紅白への熱き夢
歌手活動と並行して、辰巳さんが様々なことに体当たりで挑戦する姿が人気の歌謡バラエティ番組『ゆうと王子の大冒険』(チャンネル銀河)。インタビューでは、この番組での思い出も語ってくれました。タップダンスやサーフィン(これは自ら志願したそう!)など、楽しい挑戦もあれば、前述の自衛隊訓練のような超過酷ロケも。「地上11メートルからの飛び降りは本当に怖かった…でも、あのロケで心も体も鍛えられました。自衛隊員の方は本当にすごい!」と、改めて尊敬の念を口にします。今後は、「高いところが好きなのでバンジージャンプ!」、そして大阪出身らしく「芸人さんのお仕事を体験してみたい。三拍子さんと漫才をやらせてもらったのが、めっちゃ楽しかったんです!」と、さらなる挑戦に意欲を見せていました。
もちろん、歌手としての活動も精力的に行っています。現在開催中の「辰巳ゆうとコンサートツアー2025」では、客席近くで歌うコーナーを設けるなど、ファンとの距離を縮める工夫も。6月からの「辰巳ゆうとスペシャルコンサートツアー2025」では生バンドを従え、ライブ感溢れるステージを届ける予定。さらに、5月8日には浅草公会堂で、演歌と歌謡浪曲にどっぷり浸れる「力いっぱい演歌です!」コンサートも控えています。彼にとってコンサートは、ファンと「エネルギーの交換」をする「パワースポット」であり、「一番居心地のいい場所」なのだとか。将来的には、「演歌もポップスも、タップダンスも、できることを全部盛り込んだ、1万人規模のコンサートをやってみたい!」と大きな夢も語ってくれました。
そんな多忙な日々を送る辰巳さんですが、プライベートでは意外な一面も。大のそうめん好きで、ラジオなどで公言したところ、ファンから「そうめん屋を開けるくらい」大量に送られてきたのだとか。「皆さんの優しさを噛み締めながら、夏に毎日食べるのが楽しみです」と嬉しそう。また、アウトドアも好きで、休日には愛犬のバズくんを連れてキャンプやBBQを楽しんでいるそうです。「もし1ヶ月休みがもらえたら? 車で日本一周したいですね! 下道でのんびり、まだ知らない場所をバズと一緒に旅してみたい」と、目を輝かせます。
デビューから8年。「もう8年か…という感じです。気持ちはまだデビュー3年目くらいなんですけどね」と語る辰巳さんですが、その視線はしっかりと未来を見据えています。「演歌歌手として、ファンの皆さんへの一番の恩返しは、やっぱり紅白歌合戦に出ること。大きな目標です。そのためにも、日々、全国各地のコンサートやイベントで、僕の歌を通して一人でも多くの方を幸せにできたら嬉しいです」。
最後に、『運命の夏』について、「この曲を聴けば、1年365日が夏になります! 毎日を頑張るパワーにしてください!」と力強くPRしてくれました。爽やかな笑顔の裏に秘めた熱い想いと、弛まぬ努力。辰巳ゆうとさんの挑戦は、これからも続きます。
演歌ニュース記事 感想
辰巳ゆうとさんのインタビュー記事を拝読して、画面越しに伝わってくる彼の爽やかさ、そして真面目で誠実な人柄に、改めて魅力を感じました。デビュー8年目とのことですが、常に謙虚な姿勢を忘れず、ファンへの感謝の気持ちを大切にされているのが、言葉の端々から伝わってきます。
『運命の夏』のレコーディング時に全身筋肉痛だったというエピソードには、思わず笑ってしまいましたが、どんな状況でもプロとして最高のパフォーマンスをしようとする彼の真摯な姿勢がうかがえました。「怪我の功名」という結果になったのも、彼の日頃の努力があってこそなのでしょうね。
新装盤のカップリング曲で、バラードからロックまで歌いこなしているという点にも驚きました。演歌だけでなく、様々なジャンルに挑戦し、表現の幅を広げようとしている彼の向上心は本当に素晴らしいと思います。『魂は売るな』での「男っぽい歌いっぷり」も、ぜひ聴いてみたいと思いました。
また、『ゆうと王子の大冒険』での体当たりな挑戦や、そうめん好き、キャンプ好きといったプライベートな一面を知ることができて、より一層、辰巳さんを身近に感じることができました。「歌が上手いって言われるより面白いって言われたい…どっちも言われたいです(笑)」という言葉からは、彼のユーモアセンスとサービス精神も感じられます。
この記事を読んで、辰巳ゆうとさんが、爽やかなルックスだけでなく、歌への情熱、ファンへの感謝、そして未来への強い意志を持った、本当に魅力的なアーティストだと再認識しました。「紅白出場」という大きな夢が叶うよう、心から応援したい気持ちでいっぱいです。
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