日本の文化・芸能の保存、向上に貢献した人物に贈られる「第46回松尾芸能賞」の贈呈式が3月31日、都内で行われ、歌手の天童よしみさんが優秀賞を受賞しました。会場には92歳になる天童さんの母親も駆けつけ、親子の絆に感動が広がりました。
この記事では、天童さんの受賞の喜び、母親への感謝の言葉、そして紅白歌合戦の秘話をお伝えします。
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天童よしみ、92歳の母に晴れ舞台見せられ感慨 思い出の写真を公開「紅白歌合戦初出場の時の楽屋で」
天童よしみ、「松尾芸能賞」受賞に感慨
「本当に私自身もずっと頑張ってこれて。こういう賞を受賞するということは夢のようなできごとなので、頑張ってきてよかったな、と。自分自身ですごくほっとしたところでございます」
受賞の喜びを噛み締めるように語った天童さん。その言葉からは、長年の努力が報われた安堵と、喜びが溢れていました。
92歳母への感謝
会場には、92歳になる天童さんの母親も駆けつけました。
「朝から本当に涙、涙で。父がこの『松尾芸能賞』をよく存じておりまして。亡くなった父に見せなかったなって、朝から涙を流してました。きょうは会場に。年齢が92歳なんですけれども、車いすで私の授賞式を見ていただいてたので、本当に胸がいっぱいになりました」
天童さんは、母親への感謝の気持ちを言葉に詰まらせながら語りました。
紅白歌合戦の秘話
授賞式では、天童さんの思い出の写真も公開されました。その中には、母親が天童さんの衣装を直している写真もありました。
「あれは紅白歌合戦初出場の時の楽屋での写真でした。私の衣装に一生懸命リボンをつけたり、いろいろ直してくださったりして。『頑張りや、頑張りや』と母が一生懸命なっていてくれたのが、私にとって本当に支えになっております」
天童さんは、母親の支えがあったからこそ、紅白歌合戦に29回連続出場という偉業を達成できたのだと、改めて感謝の気持ちを述べました。
演歌ニュース記事 感想
この記事を読んで、天童よしみさんの歌に対する情熱と、母親への深い愛情に感動しました。長年の努力が報われ、「松尾芸能賞」を受賞した天童さんの姿は、多くの人に勇気を与えたことでしょう。
92歳になる母親への感謝の言葉、そして紅白歌合戦の秘話は、親子の絆の素晴らしさを改めて感じさせてくれました。
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