2月、大阪アメリカ村のライブハウスBIGCATは、熱気に包まれていました。津吹みゆさんが「大阪発流行歌ライブ」に登場し、昨年末にリリースしたばかりの新曲「なみだ紅」を披露したのです。会場には、おそろいのピンクのウインドブレーカーを着たファンクラブ応援団も駆けつけ、ひときわ熱い声援を送っていました。
今年の津吹さんは、デビュー10周年と29歳の誕生日という、特別な年を迎えます。東北・福島出身でありながら、幼い頃から宝塚歌劇や大衆演劇に親しみ、関西は第二の故郷とも言える場所。さらに、プロデビューから10年間、ラジオ大阪でDJ番組を担当しており、関西との繋がりは非常に深いものがあります。
そんな津吹さんが、記念すべき年にどのようなパフォーマンスを披露したのか、そして今後の活動について何を語ったのか、その詳細を紐解いていきましょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a59a02c249ad395c0e2ed934c1487117ab888bc
デビュー10周年の津吹みゆが飛躍宣言
津吹みゆの圧巻のパフォーマンス!
この日のステージで津吹みゆは、持ち前の広い音域と澄んだ美声を活かし、5曲を披露しました。特に注目を集めたのが、宝塚歌劇『エリザベート』の名曲「私だけに」の熱唱。透き通るような高音が会場を包み込み、多くの観客が息をのむ瞬間となりました。
また、地元大阪を意識し、ご当地ソング「大阪ラブソディー」も歌唱。演歌歌手としての深みだけでなく、ポップな一面も見せ、観客を楽しませました。もちろん、新曲「なみだ紅」も披露。カップリング曲「闇夜においで」とともに、ほろ苦い恋をテーマにした大人の演歌ですが、津吹の爽やかな歌声によって、しっとりとしつつも明るい雰囲気が漂いました。
さらに、津吹はステージを降り、客席へ。ファンとの距離をぐっと縮め、観客一人ひとりと触れ合う場面もありました。握手を求める手に応じる彼女の姿は、まさにファン想いの歌手そのもの。ライブならではの温かい交流が生まれました。
新しいマネージャーとの関係性
ライブ終了後のCD即売会では、ファンと談笑しながら2ショット写真の撮影にも快く応じました。そして、ここで彼女の変化を象徴するエピソードが。最近、津吹の担当マネージャーが同世代の女性に交代したそうです。
「デビュー以来、ずっと年上の男性マネージャーにサポートしていただき、先生のような存在でした。でも今は、お化粧やファッションの話もできるようになり、とても楽しいです!」と笑顔で語る津吹。環境の変化もあり、彼女のこれからの活動にも新たな風が吹き込まれるかもしれません。
10周年記念コンサートへの想い
そんな津吹みゆは、4月5日に東京・渋谷で10周年記念コンサートを開催することを発表しました。デビュー10年の節目となるこのコンサートについて、「無理をせず、ありのままの私を好きになってほしい」と語り、演歌だけでなく、宝塚歌劇やクラシックの楽曲も披露したいと意気込みを語りました。
また、大衆演劇が好きな彼女ならではの夢として、「時代劇にも挑戦したい。お姫様役だけでなく、チャンバラもある‘くノ一忍者’の役なんてどうでしょう?」と、今後の可能性を広げています。
演歌ニュース記事 感想
デビュー10周年を迎えた津吹みゆさんのライブは、ただの記念イベントではなく、彼女のこれまでの軌跡とこれからの未来を示すものになったと感じます。特に、宝塚歌劇やクラシックの楽曲を取り入れる柔軟な姿勢は、彼女の音楽の幅広さを改めて実感させられました。
また、ファンとの距離の近さも彼女の魅力のひとつ。ライブ中の客席への降り方や、CD即売会での交流からも、彼女がファンを大切にしていることが伝わってきました。新たなマネージャーとの関係性も、彼女のこれからの活動に良い影響を与えそうです。
10周年記念コンサートではどんな選曲がされるのか、今から楽しみですね。津吹みゆさんがこれからどんな飛躍を遂げるのか、引き続き注目したいと思います。
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