「歌うことは健康に良い」とはよく聞く話ですが、具体的にどのような効果があるのか、ご存じでしょうか?
医学博士や音楽療法士などの専門家によると、カラオケにはストレス解消、免疫機能改善、血行促進、血圧安定など、さまざまな健康効果が期待できるそうです。
この記事では、シニア世代がカラオケをより効果的に楽しむための7つの極意を、専門家の監修のもと徹底解説します。
さあ、あなたも今日からカラオケ健康法を始めて、心も体もイキイキと輝く毎日を送りましょう!
https://news.yahoo.co.jp/articles/be1250abd07e0feb25699af0666266ed49adc178
“歌うこと”がもたらす健康効果とは?シニア世代のおすすめ!心も体も元気する「カラオケ」7つの極意【専門家監修】
歌うことで6種類の幸福ホルモンが分泌!カラオケハイで心も体も元気に
「歌うと心地よい気持ちになりますよね。これは歌うことで、脳内からエンドルフィンやアドレナリンなど6種類の幸福ホルモンが分泌されるからです」
医学博士の周東寛さんは、カラオケがもたらす心身への好影響をこう説明します。
幸福ホルモンが分泌されると、ふさぎ込んだ気持ちが解消し、精神状態が安定。
血行も促進されるため血圧も安定し、降圧剤と並行してカラオケを続けただけで血圧が大幅に改善したという患者さんもいるそうです。
さらに、歌うことで内臓付近の筋肉が刺激されて代謝が上がり、内臓脂肪の減少にもつながります。
血行促進によって肩こりや冷え性、便秘、更年期障害などの女性特有の不調改善も期待できるでしょう。
免疫機能が正常な状態になることで病気も予防でき、骨粗しょう症の予防にもなると医学的に明らかになっているそうです。
音楽療法士の西尾慎太郎さんは、カラオケが認知症予防や対策にもなると言います。
「音楽を聴き、歌を歌うことで記憶力や認知機能が刺激されます。認知症患者がカラオケで歌うことでイキイキし、気持ちが明るくなったり、前向きになったという例があります。歌うことで唾液の分泌が促進されて口腔機能が活性化し、嚥下(えんげ)機能が向上することもわかっています」
歌って脳も心も体も若返る!7つのテクニック
歌い方や選曲を意識するだけで、カラオケは健康法へと進化します。
元気で長生きするための7つのテクニックを身につけましょう。
- 腹式呼吸で内臓を活性化 歌う前に腹式呼吸のトレーニングを行うことが大切です。 お腹が膨らむまで鼻からゆっくり息を吸い、吸い切ったらお腹がへこむまで吐き切ることが重要です。 お腹に手を当て、大きく息を吸い、息を吐きながら「あー」や「ヤッホー」など、何でもよいので腹の底から大声を出してみましょう。 腹式呼吸を使った発声法を「腹式発声」と呼び、カラオケ健康法に欠かせません。
- ハミングでのどを強化 腹式呼吸ができたら発声トレーニングに挑戦しましょう。 プロの歌手でも毎日、ボイストレーニングを行っていますから、できれば3〜4日に1回は発声トレーニングを行いましょう。 おすすめはハミングです。 お腹に手を当てながら好きな曲を「ルルルル」や「ララララ」とやや大きめの声でハミングすることで腹筋が動くため、声が出やすくなります。
- アカペラで聴力を強化 人前で歌うのは恥ずかしい、カラオケに行くのは面倒という人は、ひとりで歌うだけでも効果があります。 CDなどで好きな曲をかけ、それに合わせて歌うのはもちろん、曲をかけずにアカペラで歌うだけでも健康効果は高まります。 アカペラは腹式発声などの基礎ができていないとしっかり歌えませんし、音程を理解していないと最後まで歌うことができません。 まずは好きな歌をしっかり聴き込んでからアカペラで歌うと、聴く力と脳が同時に鍛えられます。
- いい思い出の曲を選べば幸せホルモンアップ 基本的には、自分が好きな曲で問題ありません。 より高い健康効果を期待するなら、幸せな思い出のある曲や、懐かしい気持ちになる曲がおすすめです。 デイサービスでは、利用者のかたが若い頃によく聴いていた、石原裕次郎さんや美空ひばりさんの歌が人気で、盛り上がります。 若い頃に流行った歌は、自分のいいときの思い出と重なることが多いんです。 認知症のかたの場合は、昔の曲の歌詞を覚えているだけで自信につながり、自己肯定感が上がる効果も期待できます。
- 身振り手振りで全身運動を 曲に合わせて身振り手振りをつけるなど、体を動かしながら歌うと運動効果が得られ、ダイエットにもつながります。 お腹から声を出すイメージで、腹式呼吸や腹式発声で歌いながら、体を動かすことで有酸素運動の効果も得られます。 さらに身振り手振りを入れて体を動かせば骨や筋肉が刺激され、脂肪の減少、脳の活性化にもつながります。 歌詞をイメージするような動きをしてみましょう。
- 歌詞を丸暗記し、記憶力を磨く いつも好きな曲や十八番を歌うのもいいが、たまに新曲や違うジャンルの歌にチャレンジすると、マンネリ化を防げます。 新しい曲にチャレンジすると、歌の内容を理解し、歌詞を覚えることになるので脳が活性化され、記憶力の向上にもつながります。 歌の専門家によると、歌詞を丸暗記して歌う方が感情移入もスムーズで、歌の上達も早くなります。
- 人の歌を聴くときは、タンバリンで脳を刺激 自分が歌うだけでなく、人の歌を聴くだけでも健康効果は得られます。 曲に合わせて体を動かすと運動にもなります。 タンバリンやマラカスなどを振って一緒に楽しむと脳も活性化される上、一体感も生まれてコミュニケーション強化にもつながります。
演歌ニュース記事 感想
この記事を読み、カラオケが心身にもたらす効果の大きさに改めて驚きました。
単なる娯楽としてだけでなく、健康維持・増進のための有効な手段として、カラオケを活用できることを知り、私も積極的にカラオケを楽しもうと思いました。
特に、腹式呼吸やハミング、アカペラなど、歌唱テクニックを意識することで、より高い健康効果が得られるという点は、非常に興味深かったです。
また、選曲によっても効果が異なり、懐かしい曲や思い出の曲を歌うことで、心理的な安定や認知機能の活性化が期待できるという点も、カラオケの奥深さを感じました。
この記事で紹介されている7つの極意を参考に、私もカラオケを楽しみながら、心身ともに健康な毎日を送りたいと思います。
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