演歌歌手・山本譲二と妻・植木悦子、二人三脚で乗り越えた「がん」との闘い

演歌界の大御所・山本譲二さんと妻で女優の植木悦子さんが、「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演し、共に「がん」を乗り越えた壮絶な闘病生活について語りました。植木さんは14年前に乳がんを患い、その後克服しましたが、夫の山本さんも5年前に大腸がんを発症。夫婦で立ち向かいながら、それぞれの命を守るために戦い抜いた日々を振り返り、その絆と強さが一層際立っています。現在、植木さんは完全に回復し、山本さんも治療を続けながら前向きに日常を取り戻しています。「あと10年は頑張りたい」という山本さんの言葉には、彼らの固い絆と強い意志が感じられます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d1ac7095fecc22d72f7fe11e2bd431799727cbe5
山本譲二と植木悦子 夫婦で『がん』を患い「心配するなって言いながらも、僕も不安でした」

夫婦で乗り越えた『がん』の試練

山本譲二さんと妻の植木悦子さんは、夫婦でがんという厳しい試練を経験しました。悦子さんが最初に乳がんを患ったのは14年前。そのとき、家族全員が不安に包まれました。山本さんは、子どもたちから「お母さん、死んじゃうの?」と聞かれた際、「お母さんはそんなに弱くないから心配するな」と答えたそうですが、内心は彼も大きな不安を抱えていたと語っています。「がん」という言葉が持つ重みは、本人だけでなく家族にも深い影響を与えるものです。しかし、悦子さんは見事にがんを克服し、現在は健康な日々を送っています。

この出来事があったからこそ、夫婦の絆は一層強まりました。山本さんは、妻を支えることを通じて、自らの健康の大切さをより深く感じていたことでしょう。そんな時に訪れた、彼自身のがんとの闘い。彼が直面した困難もまた、夫婦の支え合いによって乗り越えられたのです。

山本譲二さんの闘病生活

5年前、山本さん自身も大腸がんを患いました。発見されたとき、すでに7センチにも成長しており、かなり進行していた状態でした。大腸の20センチを切除し、さらにリンパ節も22か所取り除くという大がかりな手術を受けた彼。手術後は、抗がん剤治療を行うかどうかの選択を迫られ、精神的にも大きな負担がかかりました。「どうなるのかと不安で、頭がどうにかなりそうだった」と当時を振り返る山本さんの言葉から、その苦しみの深さが伝わってきます。

彼はまた、家族の支えが大きかったと語っています。治療中、体重は8キロも減少し、子どもたちから「もうこれ以上小さくならないで」と心配されたこともあったそうです。それでも、彼は「もう少し頑張る」と、自らを奮い立たせました。こうした苦しい闘病生活の中で、彼の中に新たな決意が芽生えたのかもしれません。

現在の状況とこれからの展望

現在、山本さんは定期的な検査を受けながら、がんと向き合い続けています。年に4回のCTやMRI、PET検査を欠かさず行い、再発を防ぐための万全の対策をとっているという状況です。一方で、妻の悦子さんは昨年、乳がんの術後検査が13年間続いた末に終了し、現在は健康そのもの。2人で支え合い、困難を乗り越えてきた夫婦は、今もなお、お互いを励まし合いながら日々を過ごしています。

山本さんは、「あと10年は頑張りたい」と強い意志を持っています。彼の言葉には、命の尊さを改めて感じたからこそ、生きることへの希望が溢れています。これからも夫婦で手を取り合いながら、人生の次なるステージを歩んでいくことでしょう。そんな彼らの姿は、多くの人に勇気と希望を与えるはずです。

演歌ニュース記事 感想

この記事を読んで、山本譲二さんと植木悦子さんの夫婦愛とその強さに深く感銘を受けました。がんという厳しい現実に直面しながらも、お互いを支え合い、力強く乗り越えてきたその姿は、本当に素晴らしいと思います。がんという病気は、家族全体に大きな負担をかけますが、二人が互いに支え合いながら乗り越えたことは、夫婦の絆の強さを証明していると言えるでしょう。

個人的には、特に印象に残ったのは山本さんが「今死んじゃダメだ」と思った瞬間です。人は死を意識したときに初めて、何が大切かを強く感じるのかもしれません。山本さんのその言葉には、家族への深い愛情と、人生に対する強い執着が込められているように感じました。これからも夫婦で健康に気を付け、長生きしてほしいと心から思います。

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