昭和を代表する女優として、数々のドラマや映画に出演し、その美貌と演技力で多くの人を魅了してきた由美かおるさん。そんな彼女が、歌手としても活躍していたクラウンレコード時代の全シングルを網羅したアルバム「シングルコレクション・クラウンイヤーズ」を9月4日にリリースしました。
今回のアルバムには、彼女のデビュー曲「レモンとメロン」をはじめ、大ヒット曲「いたずらっぽい目」など、全シングルA面、B面に加え、これまで世に出ることのなかった未発表音源2曲が収録されています。まるでタイムマシンに乗ったかのように、昭和の時代へと誘われるような、懐かしくも新しいサウンドが魅力です。
本記事では、このアルバムの魅力をたっぷりとお伝えするとともに、女優としてだけではなく、歌手としての由美かおるさんの魅力に迫ります。
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由美かおるの未発表音源含むクラウン時代シングルコレクション発売
由美かおるの音楽キャリア
由美かおるは、1966年に映画でデビューし、翌年にはシングル「レモンとメロン」でクラウンレコードから歌手デビューを果たしました。彼女の歌声は、当時の日本の音楽シーンに新しい風を吹き込み、その清純でありながらも少し挑発的なスタイルで多くのファンを魅了しました。特に彼女の「いたずらっぽい目」や「レッツ・ゴー! 高校レモン娘」といった楽曲は、青春時代を思い出させるポップなサウンドで、多くの若者に支持されました。
しかし、由美かおるの歌手としての活動は女優業に比べるとやや控えめであり、彼女の音楽は当時から隠れた名作として知られていました。今回の「シングルコレクション・クラウンイヤーズ」は、彼女の音楽キャリアを改めて評価し、その魅力を再発見する絶好の機会です。
未発表曲「恋のかたち」「眠りの前に」の魅力
このアルバムには、未発表の2曲「恋のかたち」と「眠りの前に」が収録されています。これらの楽曲は、長い間封印されていたものの、由美かおるの歌手としての新たな一面を見せるものです。「恋のかたち」は、切なくも美しいメロディが印象的で、彼女の繊細な歌声が胸に響きます。一方、「眠りの前に」は、夜の静寂を感じさせるような、リラックスした雰囲気のバラードで、由美の柔らかい表現力が光ります。
これらの楽曲は、単なるボーナストラックではなく、彼女の音楽の深みをさらに感じさせる重要なピースです。まるで、彼女が時を超えて新しい感動を届けてくれているかのような、不思議な感覚に包まれるでしょう。
また、YouTubeで公開されている「いたずらっぽい目」のオフィシャルオーディオも話題です。この楽曲は、彼女の魅力的な声質と、米山正夫によるキャッチーなメロディが絶妙にマッチしており、どこか懐かしくも新鮮な気持ちにさせてくれます。全体的に、このアルバムはただのコレクションではなく、由美かおるの音楽的遺産を讃える作品として評価されることでしょう。
演歌ニュース記事 感想
この記事を読んで、久しぶりに由美かおるさんの歌声を聴きたくなりました。特に、未発表曲が収録されているという情報に驚きました。彼女の透明感のある歌声は、今の時代にも通用する普遍的な魅力があると感じます。また、アルバムのジャケット写真も美しく、昭和の雰囲気が漂っていて素敵でした。
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