ZANPA、新感覚歌謡「SUPER KAYOU」を体現!リリイベ潜入で紐解く、彼らの求心力!

演歌歌謡曲とJ-POPの融合から生まれた、新しい音楽の潮流。それを象徴する存在が、ZANPA(旧・斬波)である。2014年にデビューし、YOMA・孝介・航・義文の4人体制になって以降、“新感覚歌謡男子”として唯一無二のスタイルを確立。彼らの音楽は“En-POP”として進化を遂げ、現在は“SUPER KAYOU”へと昇華した。

そんなZANPAの最新ミニアルバム『YOU&ME』の発売記念イベントが、2025年3月24日に埼玉・越谷レイクタウンの木の広場で開催された。ここは関東有数の大型ショッピングモールであり、多くの音楽イベントの舞台となってきた場所。ZANPAにとっても2021年以来4年ぶりとなる思い出の地である。果たして彼らはどんなパフォーマンスを見せてくれたのか? 本記事では、メンバーのコメントを交えながらその模様をレポートする。

https://realsound.jp/2025/03/post-1971611.html
ZANPA、ミニアルバム『YOU&ME』リリイベに潜入! メンバーコメントとともに紐解く“SUPER KAYOU”の求心力

4年ぶりのレイクタウン、特別な想いを胸に

「4年前はコロナ禍の影響でイベントの開催自体が難しい状況でした。だからこそ、こうしてまたこの場所に戻ってこられたことが感慨深いです」

開演前、航はそう語った。地元・埼玉出身の義文も、「家族とよく訪れていた場所なので、特別な思いがあります」と、ステージに立つことへの熱い想いを明かした。

イベントが始まると、会場は一気にZANPAの世界へ。1曲目から彼らのエネルギッシュな歌声が響き渡り、観客の心をつかんで離さない。最新ミニアルバム『YOU&ME』に収録された楽曲が次々と披露され、集まったファンを魅了していく。

“SUPER KAYOU”の真髄を見せつけるセットリスト

この日のセットリストは、彼らの音楽の幅広さを存分に味わえる構成だった。

・『YOU&ME』
・『Rain』
・『Lights』
・『SAIAI』

特に『SAIAI』は、レゲトンと歌謡曲を融合させた斬新な楽曲であり、メンバーのYOMAが「レコーディングでいつになく苦しんだ」と語った一曲。プロデューサーから「一切準備をしてくるな」と言われ、即興的なアプローチを求められた結果、新たな表現の境地にたどり着いたという。「何回もダメ出しされて、メンタルをえぐられました(笑)」と振り返るが、その努力が実り、楽曲に深みが増したことは間違いない。

メンバーの個性が光るステージ

ZANPAの魅力は、メンバーそれぞれの個性が融合している点にもある。

孝介は、「11年間の活動を経て、この形にたどり着いた」と語る。彼は昨年末から1日1万5000歩のウォーキングを続け、9kgのダイエットに成功。自身の成長が、歌にも良い影響を与えたと話す。

YOMAについて、義文は「ZANPAの危機管理担当」と評する。「彼は常にメンバーのことを考え、チーム全体の成長を支えてくれる存在です」と、信頼を寄せる。

また、航は「YOMAはステージではアクセル全開で、頼れるパートナー」と述べ、グループ内での相乗効果が高まっていることを実感しているようだ。

演歌ニュース記事 感想

このイベントを通じて、ZANPAが単なるアイドル的な存在ではなく、音楽的な進化を続けるアーティストであることを改めて感じた。彼らの“SUPER KAYOU”は、従来の歌謡曲の枠を超えた、新たなエンターテインメントの形なのかもしれない。

また、メンバーそれぞれのコメントからも、グループとしての結束の強さや、一人ひとりが常に成長し続けようとする姿勢が伝わってきた。特にYOMAのレコーディングエピソードは印象的で、彼らがいかに試行錯誤を重ねながら音楽を作り上げているかがよくわかった。

このミニアルバム『YOU&ME』をきっかけに、ZANPAの音楽がより多くの人に届くことを期待したい。

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