演歌界を代表する実力派・島津亜矢が、“アヤ・シマヅ”として新たな一歩を踏み出します。
2025年7月31日(木)、東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて、『アヤ・シマヅ with オーサカ=モノレール スペシャル“POPS”コンサート』が開催されることが発表されました。
今回は、2024年に世界配信されたカバーアルバム『AYA’s Soul Searchin’ – Aretha Franklin –』の発売1周年、さらに自身の人気カバーシリーズ第9弾「SINGER9」のリリースを記念した、まさに“記念尽くし”の特別なステージです。共演するのは、日本のソウル/ファンク界を牽引するバンド・オーサカ=モノレール。島津亜矢の圧倒的な歌声と、骨太な演奏が渋谷の夜を熱く揺らします。
演歌という枠を超えて、なぜ今“アヤ・シマヅ”としてこのステージに立つのか――その背景と見どころを、3つのポイントに分けてご紹介します。
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『アヤ・シマヅ with オーサカ=モノレール スペシャル“POPS”コンサート』を7月31日(木)にLINE CUBE SHIBUYAにて開催決定!
島津亜矢が“アヤ・シマヅ”になる理由
かつて「天才少女」と呼ばれ、15歳で演歌デビューを果たした島津亜矢さん。その比類なき歌唱力は演歌ファンのみならず、多くのジャンルの音楽リスナーに衝撃を与えてきました。ここ数年は、演歌だけでなくJ-POPや洋楽のカバーにも挑戦し、「歌怪獣」と呼ばれるほどの存在感を放っています。
そんな彼女が“アヤ・シマヅ”という名で新たな扉を開けたのは、アレサ・フランクリンの伝記映画「RESPECT」に出会ったことがきっかけでした。アレサの人生と歌声に触れ、「この魂を、日本語と自分の声で届けたい」と思ったといいます。その思いを受け、音楽プロデューサー・松尾潔氏の全面サポートのもと、2024年には「Think」で世界配信デビューを実現。“アヤ・シマヅ”は、演歌の殻を脱ぎ、世界へ向かう新たな表現者として生まれました。
“歌怪獣”と最強ファンクバンドの共演
今回のステージには、国内外で熱狂的な支持を集めるバンド・オーサカ=モノレールが登場します。1960年代のブラックミュージックをベースにしたグルーヴィーなサウンドは、アレサの楽曲と絶妙に融合し、まさに本物のソウル・コンサートを体感できる内容となりそうです。
注目は、アレサ・フランクリンの名曲の数々を“アヤ・シマヅ”がどう解釈し、どう歌い上げるのか。魂をぶつけ合うようなボーカルと演奏の掛け合いは、島津亜矢ファンにとっても初めて目にする一面になるかもしれません。演歌を知る人ほど驚かされるであろう、新たな“亜矢像”が浮かび上がるはずです。
アルバム『SINGER9』と未来への展望
この公演は、彼女の長寿シリーズでもある「SINGER」シリーズの第9弾発売を記念したものでもあります。“POPS”という言葉にふさわしい選曲、アレンジ、ステージ演出に至るまで、今回は従来の演歌コンサートとは一線を画す内容が予想されます。
とはいえ、島津亜矢の根底にあるのは、あくまで“人の心に響く歌を歌いたい”という一途な思い。その芯がぶれないからこそ、演歌もソウルもJ-POPも、ジャンルの違いを越えて届く力があるのです。
25周年を目前に控え、さらに歌手として大きな転換点を迎える島津亜矢。今回のステージは、彼女にとっても、ファンにとっても、忘れられない一夜になることでしょう。
イベント詳細
公演名: アヤ・シマヅ with オーサカ=モノレール
副題: AYA’s Soul Searchin’-Aretha Franklin-1st anniversary × SINGER9 Release スペシャル“POPS”コンサート
日程: 2025年7月31日(木) 開場17:15/開演18:00
会場: LINE CUBE SHIBUYA(東京都渋谷区宇田川町1-1)
出演: アヤ・シマヅ(島津亜矢)、オーサカ=モノレール
チケット: 全席指定 10,000円(税込)/小中学生1,000円(Ro-Onチケットのみ)
一般発売日: 2025年4月11日(金)10:00~
【プレイガイド】
・Ro-Onチケット:047-365-9960/https://ro-on.tokyo/
・チケットぴあ(Pコード:294-475)
・ローソンチケット(Lコード:75930)
・イープラス主催: キョードーファクトリー/WOWOWプラス/ハンプトンジャパン/東京労音
企画制作: オフィス風有限会社
協力: (有)おつかれチャン
お問い合せ: Ro-Onチケット 047-365-9960
演歌ニュース記事 感想
この記事を読み進めていくうちに、島津亜矢さんが“アヤ・シマヅ”という名前に込めた決意のようなものが、じわじわと伝わってきました。正直、「ソウル?アレサ・フランクリン?」と最初は少し意外に感じましたが、読んでいくうちに彼女の挑戦がごく自然な流れであるようにも思えてきます。
特に、松尾潔さんのプロデュースで世界デビューという流れには驚きました。演歌の世界で長く活躍してきた人が、新たなジャンルで“今の自分”をさらけ出そうとする姿は、音楽を超えて応援したくなる気持ちになります。
そして、今回のコンサート。アレサ・フランクリンの名曲と、日本屈指のファンクバンドの生演奏――そこに、あの歌声が重なるわけですから、想像するだけでもゾクゾクします。演歌の枠を飛び越えていくというのは簡単なことではないと思いますが、その挑戦がここまで本気で、しかも楽しそうなのが本当に素敵です。

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