昭和歌謡界を代表する歌手、五木ひろしが、伝説の俳優・石原裕次郎さんの意外なエピソードを披露しました。24日放送のBSフジ「昭和歌謡パレード」に出演した五木さんは、幼少の頃から裕次郎さんの大ファンだったと語り、当時の映画館での体験や、裕次郎さんのヒット曲「夜霧よ今夜も有難う」が社会に与えた影響など、貴重なエピソードを数多く披露。今回は、五木さんの視点から見た、昭和を代表するスター・石原裕次郎の魅力に迫ります。
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五木ひろしが考える昭和の2大スター「出す映画、出す歌、みんなヒットに」
映画と音楽の融合
裕次郎さんは、銀幕のスターでありながら、数々のヒット曲を世に送り出しました。五木さんは、「当時は映画と歌がセットでした」と懐かしみ、裕次郎さんの映画を観に行くことは、同時に彼の歌声を聴くことでもあったと語ります。特に、映画「嵐を呼ぶ男」を観た時の体験は、五木さんにとって忘れられない思い出となりました。「映画館は満員で、後ろの方までぎゅうぎゅう詰め。それでも裕次郎さんのドラムを叩く姿に釘付けになった」と少年時代の興奮を語ります。
裕次郎さんの影響力
裕次郎さんの人気は、映画館の外にも大きな影響を与えていました。五木さんは、「裕次郎さんの映画を見た後、男性たちはポケットに手を突っ込み、脚を長く見せる仕草をするようになった」と当時の様子を振り返ります。裕次郎さんのファッションやスタイルが、若者たちの間で大きなトレンドとなったのです。
裕次郎さんの人柄
五木さんは、裕次郎さんの人柄についても触れました。裕次郎さんが撮影現場でビールを常に飲んでいたというエピソードは、すでに有名な話ですが、五木さんは「裕次郎さんは、水のようにビールを飲んでいた」と強調します。これは、裕次郎さんの飾らない人柄の一端を垣間見ることができるエピソードと言えるでしょう。
演歌ニュース記事 感想
五木ひろしさんの言葉一つひとつから、裕次郎さんへの深い敬意と愛情が伝わってきました。裕次郎さんがいかに多くの人々に影響を与え、愛されたかがよくわかります。特に、「裕次郎さんの映画を見た後、男性たちはポケットに手を突っ込み、脚を長く見せる仕草をするようになった」というエピソードは、当時の社会現象を如実に表しており、非常に印象的でした。
裕次郎さんのようなスターは、もはや時代遅れと言われるかもしれません。しかし、彼の生き方や作品は、今もなお多くの人々に影響を与え続けています。五木さんの言葉を通して、改めて裕次郎さんの偉大さを実感するとともに、昭和という時代への郷愁を感じました。
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