【速報】市川由紀乃「朧」で栄えある藤田まさと賞を受賞!がんを乗り越え掴んだ10年ぶりの栄冠に涙の熱唱

2026年1月19日、東京プリンスホテルで開催された日本音楽著作家連合の新年懇親会にて、令和7年度「藤田まさと賞」の表彰式が行われました。昭和の歌謡史に燦然と輝く作詞家・藤田まさと氏の業績を称えるこの栄誉ある賞に輝いたのは、実力派演歌歌手の市川由紀乃さんです。

受賞の対象となったのは、昨年リリースされた珠玉の一曲「朧(おぼろ)」。この作品は、市川さんにとって単なる新曲ではありません。卵巣がんという大きな病との闘いを経て、再びマイクを握った彼女の「復帰作」なのです。2015年の「命咲かせて」以来、実に10年ぶり2度目の受賞となった今回の舞台。そこには、一度は「もう歌えないのではないか」と絶望の縁に立たされた一人の歌い手が、ファンの支えによって再び光を浴びるまでの感動的なドラマがありました。満場一致で選ばれたというこの名曲の裏側と、表彰式で市川さんが見せた涙の決意について、詳しくお伝えします。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4afd79971ab0f35128fc82e8548e170806267b98
市川由紀乃「朧」が藤田まさと賞 病気からの復帰作「皆さまの支えがあった」と感謝

10年の月日が紡いだ絆。藤田まさと賞に刻まれた「命」の輝き

市川由紀乃さんにとって、今回の「藤田まさと賞」受賞は特別な重みを持っていました。10年前、彼女が「命咲かせて」で初めてこの賞を手にした時は、歌手としての階段を駆け上がっていく高揚感の中にありました。しかし、あれから10年という月日が流れ、50歳という節目を迎えた彼女が再びこの壇上に立ったとき、その胸に去来したのは「歌い続けてこられたこと自体への感謝」だったといいます。

表彰式での挨拶で、市川さんは「胸がいっぱいです」と言葉を噛み締めました。10年という歳月は決して平坦なものではなく、特に昨年は病との闘いという、人生最大の試練が待ち受けていました。だからこそ、今こうして再び同じ賞をいただけたことに、自身の歌手人生が多くの人に認められ、そして守られてきたのだという深い喜びを感じていたようです。満場一致で選出されたという事実は、彼女の歌唱力が技術を超えて、聴く者の魂に届いた証と言えるでしょう。

絶望の淵から這い上がった歌声。ファンと音楽が繋いだ奇跡の復帰劇

今回の受賞作「朧」は、市川さんが卵巣がんの手術と療養を経て、満を持して世に送り出した魂の復帰作です。病と向き合っていた日々、彼女の心は何度も折れそうになったといいます。「もう二度とあのステージには戻れないのではないか」、そんな恐怖が襲いかかる中で彼女を繋ぎ止めたのは、他でもないファンの皆様からの温かい声援でした。

「皆さんの心ある支えがあって、今の私があります」と、声を震わせながら語った市川さん。音楽の力、そして共に歩んできたスタッフやレコード会社の支えが、彼女を再びマイクの前に立たせました。退院後、思うように声が出ず、作曲家の幸耕平先生から「声が出ていない」と厳しい指導を受けることもあったそうです。しかし、その厳しさこそがプロとしての自覚を呼び覚まし、再び「市川由紀乃の歌声」を完成させる原動力となりました。苦難を乗り越えたからこそ出せる深みのある歌声は、今、より一層の力強さを帯びて響き渡っています。

作詞家・松井五郎氏が詞に込めた、生きるための強靭な決意

「朧」の受賞を語る上で欠かせないのが、作詞を手掛けた松井五郎氏の存在です。松井氏は、市川さんが大病と闘いながらも、必死に歌と向き合い続けようとする姿を間近で見守ってきました。そのひたむきな姿、そして再起にかける静かなる情熱が、松井氏の筆を動かしたのです。歌詞の一節一節には、ただの哀愁だけでなく、生きていくことへの覚悟や、明日を切り拓こうとする強い決意が込められています。

松井氏は挨拶の中で、「今回は市川さんに背中を押されながら完成させた」という非常に印象的な言葉を残されました。歌い手と作り手が、一つの命の物語を共有するようにして生まれたこの作品。だからこそ、単なるヒット曲を超えた「心の歌」として、多くの日本人の胸を打ったのでしょう。先輩方が切り拓いてきた演歌の道を、これからも私なりに一生懸命歩んでいきたい。涙を拭い、力強く宣言した市川由紀乃さんの歌手人生は、この「朧」という名曲とともに、新たな黄金期を迎えようとしています。

演歌ニュース記事 感想

今回の市川由紀乃さんの受賞ニュースを読み、歌手という職業の尊さと、彼女自身の人間としての強さに深く感銘を受けました。50歳という年齢、そしてがんという大きな病を経験した直後の復帰作が、このように高く評価されたことは、同じように困難の中にいる多くの人々にとって大きな希望になるのではないでしょうか。特に、市川さんが「もう歌えないんじゃないかと諦めかけた」と本音を漏らした一節には、思わず胸が熱くなりました。完璧に見えるプロの歌手であっても、裏側ではこれほどまでに脆く、そして必死に自分と戦っていたのですね。

特に印象に残ったのは、松井五郎さんが語った「由紀乃さんに背中を押されて完成した」というエピソードです。普通は作詞家が歌手を導くものだと思っていましたが、彼女の生きる姿勢そのものがクリエイターの心を動かしたという事実に、歌の真髄を見た気がいたします。表彰式で涙を堪えながら歌ったという「朧」。その一音一音に込められた彼女の「生」への執念や、周りへの感謝の思いを想像すると、改めてこの曲をじっくりと聴き返したいという気持ちが湧いてきました。これからの市川由紀乃さんの歌手人生が、さらに輝かしいものになることを確信しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました