演歌ファンの皆様、こんにちは。今回は、港町・神戸が生んだ歌姫、瀬口侑希さんの心温まる「里帰りライブ」の模様をお届けします。デビュー25周年という大きな節目を迎えた彼女が、生まれ故郷である神戸・新開地で開催された「KOBE流行歌ライブ」に登場しました。
会場には、母校である県立御影高校の同級生をはじめ、地元ファンが大勢詰めかけ、まさに凱旋公演といった熱気に包まれたようです。新曲の披露はもちろん、なんと「男唄」のカバーにも挑戦し、さらには意外すぎる「プライベートでの癖」まで明かしたとのこと。ステージで見せた涙あり、笑いありの姿を知れば、きっとあなたも彼女の虜になるはずです。続きが気になって仕方がない、当日の様子をたっぷりとご紹介しましょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b664b6a1845a9aff865c0635f2b33a048902274
デビュー25周年の瀬口侑希 新曲2作と男唄カバーで魅せた“里帰りライブ”
水森英夫メロディーで彩る25周年の「静」と「動」
今回のライブの目玉は、なんと言っても12月に発売されたばかりの新曲披露でした。25周年、そして通算35作目となるシングルは、氷川きよしさんや山内惠介さんを育て上げた名匠・水森英夫先生の手によるものです。披露された「二人傘」は、日本作詞大賞の新人賞受賞作品にメロディーをつけた一曲。相合い傘で歩く男女の情景が浮かぶような、ゆったりとした演歌で、カラオケファンならずとも思わず口ずさみたくなるような優しさに溢れています。
一方で、もう一曲の「奪うつもりで愛します」はタイトルからして刺激的です。こちらは打って変わってハイテンポな曲調で、道ならぬ恋の激しさを歌い上げるドラマチックな作品。瀬口さんの持ち味である広い音域と、積み重ねてきた表現力が存分に発揮されており、「静」と「動」という全く異なる世界観で観客を魅了しました。「新人の作家さんの詞をしっかりと生かしたい」と語る彼女の姿勢に、ベテランとしての品格と挑戦心が感じられます。
圧巻の表現力!故郷・神戸に響き渡る「20世紀の男唄」
ご当地・神戸でのステージということで、選曲にも特別な想いが込められていました。会場がどよめき、そして大きな拍手に包まれたのが、男性歌手の名曲をカバーするコーナーです。前川清さんの「そして神戸」、黒木憲さんの「霧にむせぶ夜」という、いわゆる“男唄”を熱唱。女性歌手が男性の歌を歌うのは、キーの問題や歌詞の持つ重厚感の表現など、非常にハードルが高いものです。
しかし、瀬口さんはその壁を軽々と越えてみせました。特に「そして神戸」は、地元という背景も相まって、歌詞の一言一句が聴く人の心に深く突き刺さったことでしょう。同級生たちの熱い視線に見守られながら、男唄を艶やかに、そして力強く歌い上げる姿は、25年というキャリアが伊達ではないことを証明していました。歌のうまさが際立つこのパフォーマンスは、まさにライブならではの贅沢な時間だったに違いありません。
猛虎魂が止まらない!?音を消してまで貫いた「阪神愛」
ステージでは、歌唱中の凛とした表情とは裏腹に、チャーミングな素顔も飛び出しました。今年一番印象に残っていることを聞かれ、満面の笑みで「阪神タイガースの優勝」と答えた瀬口さん。実は彼女、筋金入りの“虎党”だったのです。その熱中ぶりは相当なもので、「夜は新曲を覚える時間だけど、テレビの野球中継だけは音を消して見ていた」というエピソードを披露。
音を消して画面だけ見ながら、頭の中では歌詞とメロディーを反復する……そんな器用で涙ぐましい努力をしていたなんて、誰が想像できたでしょうか。「今年は圧勝が多くてイライラしなかった」と笑う姿に、会場のファンも思わずほっこり。そして最後には、「次の作品が常に約束されているわけではない」と演歌界の厳しさを語りつつ、「お客様と近い距離で歌える歌手でいたい」と誓いました。この謙虚さと飾らない人間性こそが、彼女が愛され続ける理由なのかもしれません。
演歌ニュース記事 感想
この記事を読んでいて、瀬口侑希さんという歌手の「奥深さ」に改めて胸を打たれました。デビュー25周年といえば、もう大ベテランの域です。それでも、「次の仕事が約束されているわけではない」と危機感を持ち、新曲の歌詞を覚えるために必死に努力を重ねる姿勢に、プロとしての凄みを感じずにはいられません。
特に印象に残ったのは、やはり「音を消して阪神戦を見ていた」というエピソードです。新曲への真剣さと、大好きな野球への情熱、そのどちらも捨てきれない人間臭さがたまりませんよね。ステージで見せる艶やかな着物姿と、テレビの前でタイガースを応援する姿のギャップ。この「親しみやすさ」を知ってから聴く新曲「二人傘」は、今まで以上に温かく心に響いてくるような気がします。これからも等身大の歌声を届けてほしい、心からそう思いました。

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