【感涙】「歌えなかった華の30代」を越えて…美貴じゅん子、大先輩の着物と金言を胸に誓った30周年のバースデーライブ

11月28日、東京・品川区のJ-SQUARE SHINAGAWAにて、演歌歌手・美貴じゅん子さんのバースデーライブが開催されました。デビューから30年という大きな節目を迎えた今年、会場には彼女の歌声を待ちわびた熱心なファンが大勢詰めかけ、温かい拍手と声援に包まれた一夜となりました。

しかし、このライブは単なる誕生日のお祝いではありません。かつて歌いたくても歌えなかった「冬の時代」を経験した彼女だからこそ表現できる、人生の深みと感謝が詰まったステージだったのです。大先輩から贈られた特別な着物を身にまとい、涙をこらえて語った「覚悟」とは一体どのようなものだったのでしょうか。続きが気になって仕方がない、感動のライブ模様をお届けします。

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美貴じゅん子が万感のバースデーライブ。「どんな時でも、今しかない」。大先輩の言葉を胸にもっともっと歌の道へ

苦節の「冬の時代」があったからこそ響く、魂の歌声と感謝

美貴じゅん子さんの歌手人生は、決して平坦な道のりではありませんでした。22歳で華々しくデビューしたものの、その後訪れたのは長く厳しい「冬の時代」。一番脂が乗っているはずの30代を、歌う場所ではなくアルバイト生活に費やしたという過去があります。2021年に古巣テイチクへ復帰するまでのその期間は、歌手としてどれほど悔しい時間だったことでしょう。

だからこそ、ステージに立った彼女の言葉には重みがありました。「だんだんとうれしくない歳を重ねておりますが」と冗談めかして笑いを誘いつつも、今年も無事に誕生日を迎え、ファンの前で歌えることへの感謝は誰よりも深かったはずです。昨年のヒット曲「海峡流れ星」や、強烈なタイトルの復帰作「土下座」を歌い上げるその姿からは、「歌える喜び」が全身から溢れ出しているようでした。

「今日のために」大先輩・松前ひろ子から託された振袖の重み

この日のステージを彩ったのは、歌声だけではありません。美貴さんが身にまとっていた艶やかな振袖にも、深いドラマが隠されていました。なんとこの着物は、演歌界の大先輩である松前ひろ子さんから「今日のために」とプレゼントされたものだったのです。

ファンにとっても初めて目にするその着物は、単なる衣装ではなく、先輩から後輩へと受け継がれる「演歌の絆」そのもの。袖を通した美貴さんの表情は、どこか引き締まった決意に満ちて見えました。ライブ前半では、自身の初期作品に加え、復帰後の彼女を支え続けた師匠・細川たかしさんの名曲「矢切の渡し」なども披露。恩師や先輩たちの愛情を一身に受け、それを歌という形でお返しする姿に、会場中が温かい感動に包まれました。

「時間は待ってくれない」失われた時を取り戻す、覚悟の熱唱

「いつでも、どんな時でも、今しかないと思って、もっともっと必死に生きてください」。これは美貴さんが大先輩から授かったという、心に刻んでいる言葉です。30年という芸歴の中で、コンスタントに新曲を出せない時期もあったからこそ、「時間は待ってくれない」という言葉が痛いほど胸に響きます。

「歌えなかった時代を取り戻すかのように駆け抜ける」と宣言した彼女は、50代、60代となっても衰えることなく歌い続けることを高らかに誓いました。本編の最後には、恩師・岡千秋先生から「じゅん子にはカモメが似合う」と贈られた最新曲「流氷たずね人」を熱唱。さらにアンコールでは、自身の人生そのものを投影したかのような「夢ある限り」を歌い上げ、新たな1年のスタートを切りました。ゲストの古閑正美(元ハッピー&ブルー)さんも花を添え、まさに「今しかない」瞬間を全力で生きる美貴じゅん子さんの生き様が凝縮されたライブとなりました。

演歌ニュース記事 感想

今回の記事を通して美貴じゅん子さんの半生に触れ、胸が熱くなるのを感じずにはいられませんでした。特に印象的だったのは、「華の30代に歌うことができなかった」という告白です。多くの人がキャリアを築くその時期に、歯を食いしばってアルバイト生活を続けていた苦労は想像を絶します。しかし、その「冬の時代」があったからこそ、今の彼女の歌声には人の痛みに寄り添う優しさと、強さが宿っているのだと感じました。

また、松前ひろ子さんや細川たかしさん、岡千秋先生といった大物たちが彼女を支えているのも、美貴さんのひたむきな人柄があってこそでしょう。「時間は待ってくれない」という言葉は、私たち読み手自身の背中も押してくれるような気がします。苦労人が花開かせた30周年、これからの美貴じゅん子さんが見せてくれる景色が本当に楽しみです。

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