2024年大みそか、ついに『NHK紅白歌合戦』の舞台に立った新浜レオンさん。長年の夢を叶えたその先に待っていたのは、さらなる期待と重圧。そして、そのプレッシャーを真正面から受け止めるようにして、彼は2024年4月16日、7枚目となるシングル「Fun! Fun! Fun!/炎のkiss」をリリースしました。
一方はアニメ『名探偵コナン』のエンディングテーマとして書き下ろされたキラキラのダンスナンバー、もう一方は所ジョージさんが作詞作曲を手がけた歌謡ロック。まったく異なる表情をもつ2曲に込められたのは、ファンへの感謝と、次のステージへ向かう強い意志です。
“紅白のその先”を見据える新浜さんが語った今の想い、そして作品に込めたメッセージを紐解いていきます。
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【インタビュー】新浜レオン「本当の実力が試される年になる」 『紅白』初出場後の意欲と重圧
『名探偵コナン』との出会いがもたらした新たな挑戦
「Fun! Fun! Fun!」は、読売テレビ・日本テレビ系アニメ『名探偵コナン』のエンディングテーマとして、制作初期から“少年探偵団×ダンス”をテーマに掲げた一曲です。プロデューサーからの直々のラブコールにより実現したこのコラボレーションは、新浜さん自身にとっても大きな転機となりました。
TikTokでバズを生んだ「捕まえて、今夜。」に続き、再び“みんなが踊れる曲”を目指して制作されたこの楽曲には、彼ならではのハッピーな空気と、聴いた人の心を自然と明るくする力が宿っています。歌唱の際には、西城秀樹さんの「走れ正直者」を参考にしたといい、「子どもが楽しめるけど、ちゃんとカッコいい曲にしたかった」と話します。
さらに、SNSでの展開も視野に入れているとのこと。すでに“コナン”ファンのみならず、幅広い世代から注目されているこの楽曲は、今後さらなる拡がりを見せていくことでしょう。
「炎のkiss」に込めた“スター歌謡”の系譜
カップリング曲「炎のkiss」は、『紅白』出場曲「全てあげよう」に続く、所ジョージさん作詞・作曲、木梨憲武さんプロデュースによるゴールデンコンビの第2弾です。昭和の歌謡ロックを令和の時代にアップデートしたようなこの楽曲では、新浜さんが“マイクスタンドを振り回す”というこれまでにない演出にも挑戦しています。
歌詞やメロディには、“カッコつけすぎない色気”が漂い、新浜さん自身も「天真爛漫な『Fun! Fun! Fun!』とのギャップを楽しんでほしい」と語っています。ステージ上で見せるクールな表情と、背負い投げしたり振り回したりする緑色のマイクスタンド。そこには、「誰もが知る“スター”のような存在になりたい」という彼の目標と覚悟が垣間見えます。
2曲の間を行き来するようにして、自身の幅を広げる――今作はそんな彼の“幅と深さ”が浮かび上がる作品となっています。
“演歌歌謡界の大リーガー”になるために
「今年は本当の意味で、実力が試される年だと思っています」――そう話す新浜さんの言葉には、紅白出場によって得た喜びだけでなく、それ以上のプレッシャーが感じられました。演歌歌謡という枠を越え、日本の音楽界全体で存在感を放つアーティストへと進化するために、今まさに勝負の一年に臨んでいます。
4月26日からスタートする初の単独コンサートツアーでは、各地のご当地要素を織り交ぜたステージ構成を予定。特に、西城秀樹さんの故郷・広島では「秀樹さんメドレーを増やしたい」と語っており、その“憧れ”を真正面から表現する時間となりそうです。
歌手としての目標を「野球のトーナメント」に重ねるスタイルも彼ならでは。紅白は“甲子園出場”、日本レコード大賞は“全国優勝”、その先は“メジャー挑戦”と、夢の階段を明確に描き続けています。
演歌ニュース記事 感想
今回の記事を読んでまず感じたのは、新浜レオンさんの“地に足のついた熱さ”でした。紅白という大舞台を経てもなお、自分自身に課した目標のハードルを下げることなく、むしろ高く掲げ直している姿勢には、正直ハッとさせられました。
「Fun! Fun! Fun!」と「炎のkiss」は一見まったく異なる作品ですが、そのどちらにも彼らしさが通っていると感じます。特に、秀樹さんへのリスペクトをステージに生かそうとしている姿勢には、単なる“憧れ”を越えた真剣な“継承者”の想いがありました。
SNSでのバズやアニメタイアップなど、トレンドに敏感な一面を持ちながら、演歌歌謡の魂を大事にしている。その両立を成立させているのが、新浜レオンさんというアーティストの強さなのだと、あらためて思いました。

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