【山内惠介25周年】「君、歌手向いてないよ」屈辱の言葉を乗り越えて…貴公子を支えた母の“絶叫”と亡き恩師からのギフト

演歌界の貴公子として、今や紅白歌合戦の常連ともなった山内惠介さん。キラキラとした衣装を纏い、笑顔でステージに立つ彼の姿からは、順風満帆なキャリアを歩んできたように見えるかもしれません。しかし、2025年にデビュー25周年という大きな節目を迎えた彼が、雑誌『ゆうゆう』とのコラボインタビューで明かした過去は、想像を絶するほど険しい道のりでした。

「君、歌手向いてないよ」――。若き日の彼に突き刺さった心ない言葉。それでも歌うことを諦めなかった理由とは何だったのか。そして、彼をどん底から救い上げた“ある女性”の叫びとは。華やかなスポットライトの裏側に隠された、涙と絆の物語。ハンカチを用意して、続きをご覧ください。

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デビュー25周年【山内惠介さん】「君、歌手向いてないよ」と言われた過去。それでも変わらぬ歌への想いとは?

「演歌界の冬」を耐え抜いた6年間と屈辱の記憶

高校3年生、わずか17歳で「霧情」でデビューを果たした山内惠介さん。当時の彼は、デビューしたこと自体が「ゴール」だと錯覚してしまうほどの達成感に包まれていたといいます。しかし、そこから待っていたのは、仕事が徐々に減り、世間の風当たりも強くなる「冬の時代」でした。上京して右も左もわからない少年に対し、大人の社会はあまりにも冷酷だったのです。

特に衝撃的なのは、あるディレクターから投げつけられた「君、歌手に向いてないよ」という非情な一言ではないでしょうか。歌が好きで、夢を追いかけて故郷を離れた17歳の少年にとって、これほど残酷な宣告はありません。それでも彼は、その悲しみや悔しさを飲み込み、歌への情熱だけを頼りに歯を食いしばりました。今の輝かしい「惠ちゃん」の笑顔の裏には、誰にも見せないように流した涙と、泥臭いまでの反骨精神が隠されていたのです。

捨てようとした過去を変えた「恩師」と「天国からのギフト」

苦節6年、転機は訪れます。現在の事務所に移籍した際、山内さんは「辛い過去を捨てて一からやり直すべきか」を問いました。しかし、会長から返ってきたのは「その6年が惠介の礎になる」という温かい言葉でした。辛い経験を「無駄」ではなく「財産」だと捉え直したことで、彼は過去を受け入れ、力に変えることができたのです。

そして25周年を迎えた今年、まるでドラマのような出来事が起こります。亡き恩師・星野哲郎先生の生誕100年記念作品集に、デビュー曲『霧情』が掲載されることになったのです。かつては選ばれなかったその曲が、25年生き抜いてきた証として認められた瞬間でした。それはまるで、天国にいる先生から「よく頑張ったね、おめでとう」と頭を撫でてもらえているような、温かいギフトだったに違いありません。時を超えて届いた恩師の愛に、胸が熱くなります。

審査員も驚愕!運命を切り拓いた母の「持って帰ってー!」

山内惠介さんを語る上で欠かせないのが、誰よりも彼の才能を信じ抜いたお母様の存在です。自分の声が好きになれなかった少年に対し、「あんたの声には個性がある」と背中を押し続けたのはお母様でした。そして、伝説とも言えるエピソードが、デビューのきっかけとなったオーディションでの出来事です。

審査委員長だった水森英夫先生が「東京に連れて帰りたいな」と冗談交じりに言ったその瞬間、客席から「持って帰ってー!」と叫んだのが、他ならぬお母様だったのです。会場中に響き渡ったその必死な叫び声がなければ、今の山内惠介は存在していなかったかもしれません。なりふり構わぬ母の愛が、先生の本気を引き出し、息子の運命を大きく動かしたのです。25年という月日は、母と子が二人三脚で歩んできた愛の歴史そのものなのかもしれません。

演歌ニュース記事 感想

この記事を読みながら、正直、何度も目頭が熱くなりました。「演歌界の貴公子」という完璧なイメージがあまりに強かったので、まさか「歌手に向いていない」なんて言われた過去があるとは夢にも思いませんでした。17歳でそんな言葉を投げつけられたら、私なら心が折れて田舎に帰っていたかもしれません。

でも、そこで踏みとどまれたのは、やっぱりお母様の「持って帰ってー!」というあの叫び声が、ずっと彼の心の中で響いていたからじゃないかなと思うんです。あの一言には「うちの子は絶対にスターになる!」という、理屈を超えた母の確信が詰まっていますよね。25周年の華やかなステージの裏側には、こうした泥臭くて温かい人間ドラマがある。そう知った上で聴く惠ちゃんの歌声は、今まで以上に心に深く染み渡りそうです。

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