大晦日の夜、日本中の視線が注がれる東京・渋谷のNHKホール。放送100年という大きな節目を締めくくる「第76回NHK紅白歌合戦」が、華々しく開催されました。今年のテーマ「つなぐ、つながる、大みそか。」を象徴するかのような、驚きと感動のステージが次々と繰り広げられる中、演歌ファンのみならず全世代の度肝を抜いたのが、我らが天童よしみさんのパフォーマンスです。
通算30回目、そして29年連続出場という、まさに演歌界の金字塔を打ち立てた天童さん。今回彼女が披露したのは、自身の代表曲を令和版にアップデートした「あんたの花道~ミャクミャクダンスSP~」でした。ステージには、2025年に開催を控える大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャクが駆けつけ、さらには今をときめくアイドルグループも参戦するという豪華仕様。一体どんな化学反応が起きたのか、お茶の間が熱狂に包まれたその全貌を余すところなくお伝えいたします。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ab4e26db778149b06f45343a2dd28ba40a997cb
【紅白】天童よしみ×ミャクミャク 「あんたの花道SP」で“キレキレダンス”披露
演歌の女王が放つ唯一無二の咆哮と圧倒的なオーラ
ステージの幕が上がると同時に、NHKホールの空気を一瞬で塗り替えたのは、天童よしみさんの圧倒的な声量でした。71歳という年齢を全く感じさせない、力強くも艶やかな歌声は、まさに日本の宝と言っても過言ではありません。「あんたの花道」のイントロが流れた瞬間、会場の熱気は最高潮に達し、ベテランならではの安定感と迫力に、観客は思わず引き込まれていきました。
天童さんが一歩足を踏み出すごとに、演歌の伝統が持つ重みと、未来へ向かう明るいエネルギーが交錯するのを感じます。派手な衣装に負けないほどの輝きを放つ彼女の笑顔は、激動の一年を過ごした私たちの心に、そっと寄り添い、背中を力強く押してくれるような優しさに満ちていました。ただ歌唱するだけでなく、その場のすべてを支配してしまうような「座長」としての立ち居振る舞いには、言葉を失うほどの感動を覚えずにはいられません。
ミャクミャクが魅せた!演歌×ゆるキャラ×アイドルの奇跡の融合
今回のステージで最大のサプライズとなったのは、大阪出身の天童さんを応援するために登場したミャクミャクの存在でしょう。見た目のインパクトもさることながら、その動きが衝撃的だったのです。演歌のリズムに合わせて披露されたのは、これまでのマスコットキャラクターの常識を覆すような、キレとスピードに溢れたダンス。まるでアバンギャルディさながらの精度の高いステップに、会場からは驚嘆の声が漏れました。

さらに華を添えたのが、KAWAII LAB.のFRUITS ZIPPERとCANDY TUNEのメンバーたちです。最新のポップアイコンである彼女たちと、演歌界の大御所、そして万博の顔。一見すると異色すぎる組み合わせですが、天童さんの包容力のある歌声が、バラバラな要素を見事なまでに一つのエンターテインメントへと昇華させていました。世代やジャンルの垣根を飛び越え、全員が笑顔で「あんたの花道」を突き進む姿は、まさに紅白の理想郷を見ているかのようでした。
大阪から世界へ!放送100年に刻まれた不滅の「花道」
今回のパフォーマンスには、単なる歌番組の一幕を超えた、強いメッセージが込められていたように感じます。万博を翌年に控え、故郷・大阪への愛を胸に歌う天童さんの姿は、放送100年という歴史を背負いながら、次の100年へとバトンを繋ごうとする決意の表れのようでした。古き良き演歌の魂を大切にしながらも、新しい流行やキャラクターを柔軟に取り入れる姿勢に、私たちは「演歌の未来」を確信したはずです。
ネット上でも「ミャクミャク様のダンススキルがえぐい」「よしみちゃんの歌声に元気をもらった」といった賞賛の嵐が巻き起こっています。伝統的な演歌が、最先端のダンスやアイドルと手を取り合うことで、これほどまでに新しく、そしてワクワクするものに進化するのだということを、天童さんは身をもって証明してくれました。彼女が切り拓いたその「花道」は、大晦日の夜を明るく照らし、新しい年へと続く希望の道となったことでしょう。
演歌ニュース記事 感想
今回のステージに関するニュースを読み、天童よしみさんという歌手の「凄み」と「深さ」を改めて実感いたしました。30回も紅白の舞台に立たれている大ベテランでありながら、ミャクミャクという強烈なキャラクターや、若いアイドルたちと肩を並べて、誰よりも楽しそうにパフォーマンスする姿を想像するだけで、胸が熱くなります。演歌一筋で生きてきた方の持つ包容力というか、どんな新しい風も自分のものにしてしまう柔軟さには、本当に頭が下がる思いです。
個人的に最も印象に残ったのは、やはりミャクミャクの「キレキレダンス」と、それを受け止める天童さんの「あんたの花道」のコラボレーションです。演歌というと、しっとりと聴かせるイメージが強いかもしれませんが、天童さんの手にかかれば、これほどまでに現代的でエネルギッシュなダンスナンバーに生まれ変わるのですね。71歳の彼女が、10代、20代のアイドルと一緒にステージを盛り上げる姿は、年齢を重ねることを「衰え」ではなく「輝きの積み重ね」だと教えてくれているようで、私自身も明日から頑張ろうという勇気をいただきました。

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