デビュー9年目を迎え、いまや若手演歌界の先頭を走り続ける辰巳ゆうとさん。彼の圧倒的な進化を見せつけた伝説のステージが、ついに私たちの元へ届きます。2025年10月24日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催され、約2,000人の観客を熱狂の渦に巻き込んだスペシャルコンサート。あの興奮を丸ごとパッケージした映像作品とライブCDが、3月25日にリリースされることが決定しました。
今回のツアータイトル「Triangle」には、辰巳さんの飽くなき挑戦を象徴する「ロック」「ダンス」「和」という3つのコンセプトが込められています。チケットが発売されるや否や各地で完売が続出し、惜しくも会場へ足を運べなかったファンも多かったこのツアー。幕が上がった瞬間の地鳴りのような拍手、色とりどりのペンライトが揺れる幻想的な光景、そして何よりも辰巳さんの魂が震えるような歌声。そのすべてが凝縮された今作の内容を、余すところなく紐解いていきます。さらに、3月初旬に控える待望の新曲『ロンリー・ジェネレーション』の最新情報まで、胸が高鳴るエピソードをたっぷりとお届けしましょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/836c05c7b7f5880f801e566780821500978c00fa
辰巳ゆうと、東名阪ツアー〈Triangle〉より東京公演の模様を収録した映像・CDの発売が決定
幕開けは衝撃のロック。ダンサーとの競演で見せた「演歌界の王子」の新たな牙
コンサートの幕開け、会場を包んだのは重厚なバンドサウンドでした。スポットライトを浴びた辰巳ゆうとさんが第一声に選んだのは、ロックテイスト全開の『魂は売るな』。演歌の枠に収まりきらない激しいビートと、突き抜けるようなハイトーンボイスが、LINE CUBE SHIBUYAを一瞬にしてライブハウスのような熱気に変えました。これまでの爽やかなイメージを良い意味で裏切る、力強くも挑戦的な眼差しは、2,000人の観客を一気に惹きつけました。
さらに特筆すべきは、男女ダンサーを従えてのパフォーマンスです。キレのあるダンスを披露しながらも、歌声の軸は決してブレない。そのプロフェッショナルな姿には、彼がどれほどの稽古を積み重ねてこのステージに立ったのかが滲み出ていました。オリジナル曲だけでなく、ダンスアレンジを施したカヴァー曲の数々は、まさに彼が掲げる「Triangle」の一つ目の頂点、モダンで洗練された「ダンス」の魅力をこれ以上ない形で具現化した瞬間だったといえます。
魂を揺さぶる「和」の深淵。歌謡浪曲『沖田総司』と圧巻の『イヨマンテの夜』
中盤、ステージの空気は一変し、辰巳さんの「和」の世界へと誘われます。ここで彼が見せたのは、演歌歌手としての真髄でした。長編歌謡浪曲『沖田総司』では、新選組の若き天才剣士の儚くも美しい散り際を、セリフと歌を織り交ぜながら熱演。一人で何役もの感情を演じ分けるその姿は、歌という域を超えた、極上の舞台芸術を観ているかのような錯覚に陥らせます。観客は固唾を呑んでその物語に聞き入り、会場が静寂に包まれた後の絶唱には、いたるところで涙を拭う姿が見られました。
また、誰もが知る名曲『イヨマンテの夜』での歌唱は、まさに圧巻の一言に尽きます。大地を揺らすような低い響きから、天へと駆け上がるような高音のロングトーン。彼の喉から放たれる圧倒的な声のボリュームと艶は、マイクを通さずとも最後列まで届くのではないかと思わせるほどの迫力でした。さらにアルバムからの新曲『鈴鹿峠の旅がらす』の初披露もあり、伝統を守りながらも自身の芸を磨き続ける辰巳さんの、深く、そして気高い「和」の魂をまざまざと見せつけられました。
新曲『ロンリー・ジェネレーション』から始まる、2026年「三大都市」への大航海
このコンサートの感動を胸に、辰巳ゆうとさんの歩みはさらなる高みへと続きます。リリースの興奮冷めやらぬ3月4日には、待望の通算10作目となるシングル『ロンリー・ジェネレーション』が発売されます。巨匠・売野雅勇氏、幸耕平氏、萩田光雄氏という黄金の制作陣が再集結し、「人はひとりじゃない」という力強いメッセージを歌い上げます。孤独を感じる現代において、全世代の心に火を灯すようなこの応援歌は、今の彼だからこそ歌える新境地です。
そして、2026年のスペシャルコンサートツアーの開催も発表されました。4月の愛知を皮切りに、5月には再び東京・LINE CUBE SHIBUYAへ、そして7月には自身最大キャパとなる大阪・フェスティバルホールへと挑みます。今回の「Triangle」ツアーを経て、一回りも二回りも大きくなった彼が、三大都市を舞台にどのような新しい奇跡を見せてくれるのか。止まることなく走り続ける辰巳ゆうとさんの「現在進行形」の輝きを、まずはこの最新映像とCDでしっかりと予習しておきたいものです。
演歌ニュース記事 感想
辰巳ゆうとさんのコンサート映像リリースのニュースを知り、あらためて彼の「表現者としての幅の広さ」に驚きを隠せません。最近の若手演歌歌手の方は多才な方が多いですが、その中でも「ロック・ダンス・和」という、一見バラバラになりそうな要素を一つのステージとして成立させる力は、辰巳さん独自の武器ですね。特に歌謡浪曲『沖田総司』を演じ切る集中力や、『イヨマンテの夜』のような難曲に真っ向から挑む姿勢を伺うと、彼がどれほど演歌の伝統を大切にしつつ、新しいものを生み出そうとしているかが伝わり、胸が熱くなりました。
個人的に一番心を動かされたのは、ツアータイトルの「Triangle」に込められた意味です。単に3つのジャンルを歌うというだけでなく、それが合わさって一つの強固な「形」になる。今回の映像特典として収録されるメイキングで、舞台裏の葛藤や努力する姿が見られるのも、ファンとしてはたまらない贈り物ですね。3月発売の新曲の歌詞にある「人はひとりじゃない」という言葉が、この完売御礼のコンサート会場にいた2,000人の絆とも重なって見えます。今年のツアーではさらに大きな会場へ挑むとのこと、その背中を追い続けたくなるような、清々しい情熱をいただいた気がします。

コメント