昭和という時代を駆け抜け、今もなお日本の歌謡界に燦然と輝き続ける伝説の歌姫、美空ひばりさん。戦後80年という大きな節目を迎える2025年、彼女が抱き続けた平和への強い願い、そして特別な地・沖縄への想いを辿るメモリアルな番組が放送されます。BSテレ東は、開局25周年記念番組3時間スペシャルとして「戦後80年 美空ひばり 沖縄で歌う~メモリアルコンサートと平和への祈り~」を、来る5月28日(水)よる5時56分より放送します。この番組では、4月に沖縄で開催された記念コンサート「戦後80年美空ひばり平和祈念コンサート」の模様を中心に、ひばりさんの貴重な音源や映像、そして彼女の足跡を辿る資料と共に、その偉大な功績と平和へのメッセージを紐解いていくとのこと。夏川りみさん、島袋寛子さん、かりゆし58、喜納昌吉さんといった沖縄ゆかりの豪華アーティストたちが、ひばりさんの名曲をどのように歌い継ぐのか。この記事では、放送に先駆けて、この感動的な番組の見どころと、ひばりさんが沖縄に寄せた特別な想いに迫ります。
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歌姫・美空ひばりが残した平和への意思 BSテレ東が「開局25周年記念番組」として贈る「戦後80年 美空ひばり 沖縄で歌う」
沖縄の地に響いた平和への祈り、豪華アーティストが歌い継ぐひばりメロディー
戦後、歌で人々に希望の灯をともし続けた美空ひばりさん。彼女の歌声は、日本中の人々の心を癒し、勇気づけてきました。そんなひばりさんが、特に強い想いを寄せていた場所の一つが沖縄です。太平洋戦争で多くの犠牲者を出した沖縄に対し、ひばりさんは生涯を通じて平和への祈りを捧げ続けました。その想いを未来へと繋ぐべく、今年4月、ひばりプロダクション主催のもと「戦後80年美空ひばり平和祈念コンサート」が沖縄の地で開催されました。
この記念すべきコンサートには、美空ひばりさんを深くリスペクトする沖縄出身のアーティストたちが集結。沖縄の心を歌う夏川りみさん、圧倒的な歌唱力を持つ島袋寛子さん、沖縄の日常と平和への願いをストレートな言葉で綴るかりゆし58、そして「花〜すべての人の心に花を〜」で知られる喜納昌吉さんといった、錚々たる顔ぶれです。彼らが、ひばりさんの数々の名曲をそれぞれの解釈で、心を込めて歌い上げる姿は、まさに圧巻の一言だったことでしょう。BSテレ東では、このコンサートに完全密着。その感動のステージの模様を余すところなくお届けすると共に、出演アーティストたちが語る美空ひばりさんへの想いや、楽曲への取り組みなども紹介されるとのこと。ひばりさんの歌が、世代を超え、沖縄の地でどのように響き渡ったのか、見逃せません。
貴重音源と資料で辿る、ひばりさんの沖縄への特別な想い
番組では、コンサートの模様だけでなく、美空ひばりさんの沖縄への深い想いを、貴重な資料や音源と共に丁寧に紐解いていきます。ひばりさんが初めて沖縄の地を踏んだのは、昭和31年8月、弱冠19歳の時。7日間の公演で約5万人を動員し、スターの来島に街中がお祭り騒ぎとなったと言います。しかし、ひばりさんはヒット曲を歌うだけでなく、沖縄戦の激戦地であった「ひめゆりの塔」や「沖縄師範健児之塔」を訪れ、静かに手を合わせ、犠牲者の冥福を祈りました。その時の想いを、彼女は手記にこう記しています。「いまさらのように、戦争の恐ろしさ、悲しさをしみじみと感じました。」「どんなにか心残りにして死んでいったのであろう。同胞のごめい福を再び心から祈ります。」「戦争はもう決して起こさないで下さいと世界の人たちに呼びかけたい気持ちです。」
その後も生涯で5回にわたり沖縄公演を行い、日劇や新宿コマ劇場といった本土のステージでも沖縄をテーマにしたコーナーを設けるなど、ひばりさんは常に沖縄に心を寄せ続けました。番組では、沖縄が日本に返還された昭和47年に日劇公演で「安里屋ユンタ」を歌うひばりさんの貴重な音源なども紹介される予定です。彼女が残した言葉や歌声を通して、平和への強い願いと沖縄への特別な愛情が、改めて私たちの胸に迫ってくることでしょう。
アーティストたちが語る、永遠の歌姫・美空ひばりの魅力と影響
今回の記念コンサートに参加したアーティストたちは、それぞれに美空ひばりさんへの深い敬愛の念を抱いています。夏川りみさんは、「小さい頃から歌手になることが夢で、美空ひばりさんのように誰からも愛されるような歌手になれたらいいなという私の憧れの存在でした」と語り、今回歌唱する「花風の港」の難しさを改めて感じながらも、ひばりさんのような美しい節回しを目指したとコメントしています。島袋寛子さんは、ひばりさんを「歌姫」「歌神様」と称し、「不死鳥コンサート」で涙ながらに「われとわが身を眠らす子守唄」を歌う姿に衝撃を受け、今回この曲を選んだ理由を「ひばりさんとつながれる気がして」と明かしました。
かりゆし58は、ひばりさんを「不死鳥」「音楽の偉人」「時代の灯り」と表現し、ひばりさんが沖縄に美しい日本語の音楽を届けてくれたことを「大事な宝物をこの島にくれた人」と称賛。偶然バーで海外の人が「愛燦燦」で盛り上がっているのを目撃し、この曲を沖縄で再現したいと思ったことが選曲のきっかけだったと語ります。そして喜納昌吉さんは、「美空ひばりさんの歌声には、歴史が全部詰まっている。声の中に戦後の苦労、また希望が詰まっています。自然に体の深いところに抵抗なしに入ってくる」と、その歌声の持つ普遍的な力を語りました。これらのコメントからも、美空ひばりさんが後進のアーティストたちにどれほど大きな影響を与え続けているかが伺えます。
演歌ニュース記事 感想
美空ひばりさんの沖縄への想いと平和への祈りをテーマにしたBSテレ東の記念番組、記事を拝見し、まずその企画の深さと意義に感銘を受けました。戦後80年という節目に、ひばりさんが沖縄に寄せた特別な感情と、彼女の歌声が持つ普遍的なメッセージを改めて考えることは、私たちにとって非常に大切なことだと感じます。
特に印象的だったのは、ひばりさんが沖縄初公演の際に慰霊碑を訪れ、平和への強い願いを手記に記していたというエピソードです。単なるエンターテイナーとしてだけでなく、一人の人間として戦争の悲劇と向き合い、平和を希求し続けた彼女の姿勢に、改めて頭が下がる思いです。また、夏川りみさんや島袋寛子さんといった沖縄ゆかりのアーティストたちが、ひばりさんの名曲をそれぞれの想いを込めて歌い継ぐというコンサートの模様も、記事を読むだけでその感動が伝わってくるようで、放送が待ち遠しくてなりません。
この番組を通して、美空ひばりさんの歌声の素晴らしさはもちろんのこと、彼女が抱き続けた平和への願い、そして沖縄への深い愛情が、多くの人々の心に届くことを願っています。

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