今年デビュー50周年という大きな節目を迎えた演歌界の巨星・細川たかしさんが、去る6月1日、東京・LINE CUBE SHIBUYAにて開催されたシブヤエンタメ祭「JAME歌謡祭」に出演し、その圧倒的な歌唱力で満員の観客を魅了しました。「渋谷から全国へ楽しいエンタメを発信しよう」をコンセプトに、一般社団法人日本音楽事業者協会の主催で今年初開催されたこのイベント。細川さんは、愛弟子である杜このみさん、田中あいみさん、彩青さんら細川一門の面々と共にステージに立ち、自身のヒットパレードや昭和の名曲を披露。お得意の“たかし節”で会場を笑いの渦に巻き込みながらも、演歌・歌謡曲への熱い想いと、弟子たちへの厳しくも温かい眼差しをのぞかせました。この記事では、熱気に包まれた「JAME歌謡祭」の模様と、細川たかしさんの語った言葉の数々をお届けします。
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細川たかしが圧倒的歌唱力を披露 シブヤエンタメ祭「JAME歌謡祭」デビュー50周年
「演歌は好きですか?」渋谷のド真ん中で響かせた魂の歌声
この日の「JAME歌謡祭」は、まさに細川たかしさんの独壇場とも言える華やかな幕開けとなりました。オープニングでは、自身の代表曲「北酒場」を、杜このみさん、田中あいみさん、彩青さんといった細川一門の弟子たちに加え、水森かおりさん、はやぶさ、二見颯一さんといった豪華出演者全員で熱唱。会場のボルテージは一気に最高潮に達しました。
ステージに立った細川さんは、「演歌は好きですか?」と客席に呼びかけ、大きな拍手で応えられると、「渋谷までわざわざありがとうございます。親戚でも何でもないのにね」と、いきなりの“たかし節”で会場を爆笑させます。コンサート前の取材では、このイベントについて「よく分からない内容ですね」と冗談めかしながらも、「一門と仲良く歌う。大いに生のステージを楽しんで欲しい」と、その意気込みを語っていました。その言葉通り、細川たかしヒットパレードのコーナーでは、水森かおりさんが「心のこり」を、はやぶさと二見颯一さんが「矢切の渡し」を、そして杜このみさんと田中あいみさんが「浪花節だよ人生は」をそれぞれ歌唱。そして、コーナーのトリを務めたのはもちろん細川さん本人。彩青さんの奏でる三味線と尺八をバックに、魂を揺さぶる「望郷じょんがら」を披露すると、その圧倒的な歌唱力と存在感で会場の空気を一変させ、観客を唸らせました。
弟子たちへの愛ある“辛口”エールと、演歌の未来への想い
コンサート前の取材では、細川一門の弟子たちもそれぞれの想いを語りました。杜このみさんは「渋谷という街で演歌を聴いてもらうことに意味がある。幅広い世代に愛される演歌になって欲しいので、頑張って歌います」とコメント。彩青さんは「演歌、三味線で頑張っていきたい。世界まで演歌が届けられるように頑張りたい」と力強く宣言。そして田中あいみさんも「光栄な話。渋谷から細川一門でもっともっと盛り上げていきたい」と、目を輝かせました。
そんな弟子たちの成長を見守る細川さんですが、渋谷に来ることはあるかという質問には「NHKにしか来ません!」と、長年紅白歌合戦に出場してきた大御所らしいジョークで一蹴。弟子たちと揃っての紅白出場を期待されると、「それは無理でしょうけどね」と笑い飛ばしながらも、「まだまだNHKに出られるランクじゃないんですみません。皆で出られるように頑張ります!」と、愛ある“辛口”エールで、弟子たちのさらなる奮起を促しました。その言葉の裏には、弟子たちの成長を誰よりも願い、そして演歌・歌謡曲の未来を憂う、師匠としての深い愛情が感じられます。
昭和の名曲から最新ヒットまで、世代を超えて響き合う歌の力
この日のコンサートは、昭和100年にちなみ、昭和10年代から年代別の思い出のメロディーを披露するという、世代を超えて楽しめる構成となっていました。懐かしい昭和歌謡の数々に、客席からは温かい手拍子や歓声が送られ、会場全体が和やかな雰囲気に包まれたことでしょう。
後半は、出演者それぞれの新曲コーナーも展開され、最新の演歌・歌謡曲の魅力も存分にアピール。そして、コンサートの最後には、日本の音楽史に燦然と輝く美空ひばりさんの名曲「川の流れのように」を出演者全員で歌唱し、約2時間で全28曲という、聴き応え十分のステージを締めくくりました。細川たかしさんという大きな存在を中心に、ベテランから若手まで、様々な世代の歌手たちが一堂に会し、演歌・歌謡曲の素晴らしさを改めて感じさせてくれる、そんな一夜となったに違いありません。
演歌ニュース記事 感想
細川たかしさんご出演の「JAME歌謡祭」の記事を拝見し、まずその圧倒的な存在感と、変わらぬ歌声の力強さに、改めて感服いたしました。デビュー50周年を迎えられてもなお、エネルギッシュにステージに立ち、後進の指導にもあたられている姿は、本当に素晴らしいと思います。「渋谷にはNHKにしか来ない」というジョークや、弟子たちへの「まだまだNHKに出られるランクじゃない」といった辛口ながらも愛情あふれる言葉の数々からは、細川さんならではのユーモアと、演歌・歌謡界を背負ってきた方の矜持のようなものが感じられ、大変印象的でした。
特に心に残ったのは、彩青さんの三味線と尺八をバックに「望郷じょんがら」を歌われたという部分です。その場の空気さえも変えてしまうという細川さんの歌声は、きっと聴く者の魂を揺さぶる、圧巻のパフォーマンスだったのだろうなと想像します。この記事を読んで、細川たかしさんという偉大な歌手の芸の深さと、弟子たちや演歌・歌謡曲の未来を想う温かい心に触れることができたように感じました。

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