演歌歌手の長山洋子(56)が、デビュー40周年を記念して、アイドル歌手としてのデビュー秘話を明かしました。彼女の音楽活動は、民謡から演歌へと歩みを進め、そのキャリアには数々のドラマが詰まっています。演歌歌手としてデビュー準備を進めていた長山洋子が、なぜアイドル歌手としてデビューすることになったのでしょうか。
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長山洋子 演歌歌手としてデビュー準備も急きょアイドル歌手に路線変更「浮いちゃって」「戸惑いばかり」も
民謡から演歌へ:デビューへの道
長山洋子さんは、今年でデビュー40周年を迎えるベテラン演歌歌手です。歌の原点は「民謡」だそうで、幼稚園の時から民謡教室に通い、小学4年生からは「ビクター少年民謡会」に所属していました。
長山さんにとって、演歌歌手になることは自然な流れだったようです。
長山洋子さん: 「幼稚園から民謡やってたんだから、デビューはやっぱり演歌しかないよなっていうことで、市川昭介先生、作曲家のお宅に通いで1年演歌のレッスンに。」
高校1年の時には、作詞:阿久悠さん、作曲:市川昭介先生という豪華メンバーによるデビュー曲の仮レコーディングも完了。しかし、運命は思いもよらない方向へ動き出すのです。
急転直下!アイドル歌手への華麗な転身
デビュー目前、長山さんに突然告げられたのは、演歌歌手ではなく「アイドル歌手でデビューする」という衝撃の事実でした。
長山洋子さん: 「事務所の社長さんから『洋子、アイドルでデビューしよう。演歌はね、大人になっても長く歌っていけるから。最初はアイドルでデビューさせよう』って言われたんです。」
当時の長山さんにとって、アイドル歌手は未知の世界。演歌歌手としてデビューする準備を進めていたため、戸惑いは隠せません。
長山洋子さん: 「もう急きょです。言うことを聞くしかなかったですよねえ。」
急遽アイドルの曲をレコーディングし、3ヶ月という短期間でデビュー。ダンスレッスンや髪型など、アイドルとしてのイメージ作りにも奔走しました。
長山洋子さん: 「ダンスレッスンとか急に。髪形もちょっとアイドルらしくとか。同期の子たちはアイドル目指して何年もレッスンしていろいろ心得てるので、私はその中に急に入って行ったら浮いちゃって浮いちゃって。」
当時16歳だった長山さんにとって、全てが新鮮で戸惑いの連続だったようです。
葛藤と涙:アイドルとしての苦悩
アイドル歌手としてデビューしたものの、長山さんは思うように結果が出ません。
長山洋子さん: 「今思えば大正解だったなって思いますけど、この当時は言われるがまま、本当に。戸惑いばかりでしたね。」
そんな中、転機が訪れます。
デビュー2年目、長山さんは「ヴィーナス」という曲で鮮烈なデビューを飾り、大ブレイクを果たします。
長山洋子さん: 「まだ20歳になってなかったですね。」
当時を振り返り、長山さんは感慨深げに語りました。
演歌ニュース記事 感想
長山洋子さんの波乱万丈な歌手人生は、まさにドラマそのもの。民謡少女からアイドル歌手、そして演歌歌へと、幾度となく転身を遂げながらも、常に第一線で活躍し続けている姿は、多くの人々に勇気を与えてくれます。
長山さんの歌声には、人を惹きつける不思議な力があります。それは、民謡で培った力強さと、アイドル歌手としての華やかさが融合した、唯一無二の歌声だからでしょう。
40周年という節目を迎えた長山さん。これからもその歌声で、私たちに感動を与え続けてくれることでしょう。
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