演歌の巨匠、山本譲二が再びメタル界に挑む。2023年に話題を呼んだ「みちのく忘れ雪」ギターコンテストに続き、今回は吉幾三作のメタル新曲「言論の自由」が発表される予定だ。演歌とメタルという異色の組み合わせに興味津々なファンも多いだろう。今回は、そんな山本譲二の意気込みと新曲に込められた思いに迫る。
https://youngguitar.jp/interviews/george-yamamoto-metal-song
「俺は、メタルに生きる！」“演歌界のジョージ”山本譲二が語るギター・コンテストと吉幾三・作のメタル新曲
ギターコンテストで感じた、若き才能たちの情熱
今年も「山本譲二メタル化計画」の一環として開催されたギターコンテストには、全国から多くのギタリストが参加した。特に注目されたのは、グランプリを獲得した長谷川太一だ。山本譲二は彼のプレイについて「力強さの中にも品がある」と絶賛し、今後のレコーディングでも協力を期待するコメントを残した。
さらに、女性ギタリストの台頭も見逃せない。激しいメタルサウンドを奏でる彼女たちの姿に、山本譲二は「時代は変わった」と感慨深げだった。特にArkRoyalのIlluminaの冷たい視線には、彼自身もドキッとさせられたという。
コンテストには、未来のスターたちも参加した。三宅音太郎、和氣夏子、そして小学2年生のそうちゃん。彼らの演奏に対し、山本譲二は「子どもは宝だ」と称賛を惜しまなかった。特に顔で弾くというそうちゃんの演奏スタイルには、笑顔を浮かべつつもその才能に感心していた。
吉幾三とのメタル新曲「言論の自由」
演歌とメタルの融合を目指す山本譲二の次なる挑戦は、吉幾三作詞・作曲の新曲「言論の自由」だ。この楽曲は、彼ら二人がスタジオで一緒に創り上げる予定だ。山本譲二は吉幾三との電話で「もう頼むよ…」と冗談交じりに語るが、彼らのプロフェッショナルな姿勢が垣間見える瞬間だった。
今回の楽曲アレンジには、アジア唯一のメタリカ公認トリビュートバンドHATTALICAが参加。彼らのNWOBHM（New Wave of British Heavy Metal）風アレンジに、山本譲二も「純粋にカッコいい」と感嘆していた。HATTALLICAの才能と演歌の要素がどのように融合するのか、期待が高まる。
演歌ニュース記事 感想
この記事を読んで、演歌とメタルという一見異なるジャンルが、実は深いところで共鳴し合う可能性を感じました。山本譲二さんの挑戦は、伝統と革新の絶妙なバランスを体現していると思います。特に、ギターコンテストでの若い才能や女性ギタリストたちの台頭は、日本の音楽シーンに新たな風を吹き込む予感がします。
個人的には、山本譲二さんが語った「演歌もどんどん進化するべき」という言葉に共感しました。音楽は時代とともに変わり続けるもの。そんな中で新しい挑戦を続ける姿勢は、どのジャンルにおいても必要なものだと感じます。
今回のメタル新曲「言論の自由」がどのような形で完成するのか、今から楽しみです。山本譲二さんと吉幾三さん、そしてHATTALICAさんのコラボレーションによって、音楽の新しい可能性が広がることを期待しています。
妻よありがとう ／ 山本譲二
テイチクエンタテインメント | シングルCD | TECA-24 | 2024年7月24日発売
収録内容
1. 妻よ…ありがとう
作詞・作曲：吉 幾三 / 編曲：伊戸のりお
2. 恋しき孫
作詞・作曲：吉 幾三 / 編曲：伊戸のりお
3. 言論の自由
ユニット名：J&J feat. HATTALLICA with 長谷川太一
作詞・作曲：IKZO / 編曲：KIRZ（HATTALLICA）ボーナス・トラック
4. 妻よ…ありがとう（オリジナル・カラオケ）
5. 妻よ…ありがとう（メロ入りカラオケ）
6. 恋しき孫（オリジナル・カラオケ）
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