昭和時代の懐かしさと共に、その時代の息吹を再び感じさせる番組がある。それがBSテレ東で放送されている「武田鉄矢の昭和は輝いていた」だ。12年間続くこの番組は、歌謡曲を中心に昭和の世相を深掘りし、多くの視聴者の心を掴んできた。この記事では、その魅力と成功の秘訣に迫る。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cadc4c80ae969ed389205bf7bb852823e87461e
「エネルギーに満ちた昭和」を生きた武田鉄矢、令和は「センターに立ちながらマネジャーばかり見ているアイドル」
美空ひばりからスーパーカーまで―多様な切り口
2013年4月にスタートした「武田鉄矢の昭和は輝いていた」は、美空ひばりを特集した初回から視聴者の心を掴んだ。その後、ボウリングや喫茶店、スーパーカーといった多種多様なテーマを取り上げ、昭和の大衆文化を振り返る内容で人気を博している。特に、時代を彩ったヒット曲や歌手をクローズアップする回は視聴率も高く、多くの人々が共感を寄せている。
番組が特に力を入れているのは、昭和歌謡の背景やエピソードの深掘りだ。2017年頃からプロデューサーを務める橋本かおり氏は、「ただの歌番組では物足りない」と語り、毎回テーマを徹底的に掘り下げる。これにより、昭和歌謡の魅力がさらに引き立ち、視聴者の食いつきも良くなっているという。
台本にないエピソードで広がる番組の幅
番組の進行役を務める武田鉄矢は、自らも徹底的に情報を調べ上げて収録に臨む。彼の独自の視点と台本にないエピソードが、番組の幅を広げる要因となっている。例えば、「作詩家・なかにし礼の世界」では、なかにし礼自身が満州での体験を語り、そのエピソードが視聴者の心に深く響いた。
武田は昭和を「どこかに戦後という重苦しい劣等感があり、海外にいつも憧れがあり、みんなで必死に頑張った時代」と表現する。彼はこの時代を印象派のモネやゴッホに例え、「エネルギーに満ちていた」と評する。一方で令和時代を「正確で美しいが、元気がなくマネジャーばかりを見つめているアイドル」と喩え、昭和の持つ独特のエネルギーと比較している。
今後の番組も見逃せない!
番組では、今後も昭和歌謡の魅力を様々な角度から伝えていく予定です。
6月28日には歌手で作曲家としても活躍した林伊佐緒を特集、7月5日には石原裕次郎の生誕90年2時間スペシャルを放送します。また、秋には昭和初期から戦争に突入していくまでの歌謡曲を特集し、藤山一郎「東京ラプソディー」などがヒットした当時の社会の実相に迫る予定です。
昭和歌謡ファンはもちろん、現代社会に興味がある人にもぜひ見ていただきたい番組です。
演歌ニュース記事 感想
「武田鉄矢の昭和は輝いていた」は、単なる歌謡番組ではなく、昭和の世相や文化を深く掘り下げた貴重な番組です。武田鉄矢の語り口やゲストとのトークは、まるで昭和時代にタイムスリップしたかのような臨場感があります。
また、昭和歌謡に対する深い愛情と知識が感じられる番組構成も見事です。昭和歌謡に興味がある方はもちろん、日本の文化や歴史に興味がある方にもおすすめしたい番組です。

コメント