銀嶺に響く、ちあきなおみの魂の歌声 – 時代を超えて愛される歌姫の真髄を堪能

時代を超えて歌い継がれる歌姫、ちあきなおみの最新コンセプトアルバム『銀嶺』が3月20日発売されました。2019年『微吟』、2022年『残映』に続くシリーズ第三弾となる今作は、「人の優しさやぬくもり」「さまざまな愛のかたち」をテーマに、雪景色と重ね合わせた16曲が収録されています。

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ちあきなおみ、コンセプトアルバムシリーズ第三弾『銀嶺』発売

秘蔵音源から名曲カバーまで、多彩な16曲を収録

アルバムには、デビュー曲「雨に濡れた慕情」「喝采」(ともに89年ver)をはじめ、「黄昏のビギン」「ねえあんた」など、歌謡曲、演歌、ファドといった幅広いジャンルを歌い上げるちあきなおみの深みを堪能できる16曲が収録されています。中でも注目は、1986年に日吉ミミのシングルB面に収録された知る人ぞ知る名曲「雪」のカバー。吉田旺作詞による「好きな男の行方を突き止め、その居場所へと向かう女性の物語」を、淡々とした情景描写の中に秘めた心の動きを表現した歌唱で、まさにちあきなおみの真髄とも言える一曲となっています。

演歌ニュース記事 感想

雪解け水の澄んだ音色のように、ちあきなおみの歌声が心に染み渡ります。力強い歌声、繊細な表現、そして深い情感は、聴く人の心を揺さぶり、時代を超えて愛される理由を改めて感じさせてくれます。特に「雪」のカバーは、淡々とした語り口の中に秘めた情熱が胸を打ちます。雪景色を背景に、一人の女性の心情を歌い上げる歌声は、まさに圧巻です。

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