坂本冬美と南こうせつさん、音楽の垣根を超えた絆。 柚子胡椒と「夢一夜」の意外な共通点

演歌界の女王、坂本冬美さんがFLASH(フラッシュ最新号:2024年5月21日号)に連載中の『モゴモゴ交友録』にて、フォーク界の巨匠、南こうせつさんについて語りました。一見、接点のない二人の間に、意外な共通点と深い友情が生まれていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a32895d98dff10fa5bf369272aaa19ced1ebba31
坂本冬美の『モゴモゴ交友録』南こうせつさん(75)ーーお会いするたびに大分名物の柚子胡椒を

「夢一夜」で繋がる、演歌とフォークの共通点

坂本冬美さんにとって、南こうせつさんとの最初の出会いは、フォークソングと演歌・歌謡曲という、当時明確に区別されていた音楽の世界における衝撃的な出会いだったといいます。

当時、演歌は七五調の歌詞とメロディーの構成が主流でしたが、フォークソングは符割りが自由に変化し、字余りや字足らずの歌詞も存在しました。

しかし、坂本冬美さんはこうせつさんの「夢一夜」をカバーする中で、演歌とフォークの共通点に気づきます。それは、心に響く歌、心に沁みる歌という本質的な部分でした。

森進一さんの「襟裳岬」は吉田拓郎さん作曲、「また君に恋してる」はビリー・バンバンさん、「茨の木」はさだまさしさん作曲など、演歌の世界にもフォークシンガーが作曲した名曲が存在します。

さらに、こうせつさんは島倉千代子さんや藤あや子さんなど、演歌歌手のプロデュースも務めており、ジャンルを超えた活動で知られています。

柚子胡椒と「夢一夜」の意外な共通点

坂本冬美さんは、こうせつさんから大分名産の柚子胡椒をプレゼントされるたび、いつかこうせつさんが作曲した曲を歌いたいという思いを秘めていました。

演歌とフォーク、一見異なるジャンルに見えますが、坂本冬美さんと南こうせつさんをつなぐのは、音楽の本質的な力と、人と人との繋がりです。

柚子胡椒のピリッとした辛さと、心の奥底に染み入るような「夢一夜」のメロディー。異なる味わいに共通する魅力が、二人の友情を象徴しているようにも思えます。

演歌ニュース記事 感想

坂本冬美さんの「モゴモゴ交友録」で語られた南こうせつさんとの交流は、演歌とフォークソングという垣根を超えた、音楽家同士の温かい友情を感じさせるものでした。

ジャンルを超えた音楽への情熱、自然なリーダーシップ、そして坂本冬美さんへの温かい心遣い。南こうせつさんの魅力が存分に伝わってくるエピソードでした。

坂本冬美さんがいつか南こうせつさんが作ってくれた曲を歌う日が来ることを願わずにはいられません。その日が訪れた暁には、二人が織りなす新たな音楽の世界に、多くの人が心を奪われることでしょう。

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